Time slip since cold war! | murmur

ソ連当時って、部品は軍需ありきのミリタリースペック。

密かに注目に値すると思っていて、真空管とか、

コンデンサが、流通しているのは知っていたのですが、下の通り、半導体(トランジスタ)が簡単に手に入っちゃうことに吃驚 (*゚д゚*)

 

 

 

これを試しに注文してみました。

 

私が留守にしている間にモノは届いていました。

ぉおおお~~~っ

こんなパッケージにお目に掛かるのは初めて。

 

商品タイトルには、2SC926 とあったので、興味半分で、手持ちの2SC926Aと特性を比べてみることにしました。

 

こんなときに使う測定器は、はいっ! これっ!

[PEAK Atlas DCApro]

未知の半導体を調べるのに持って来いですね。

初めて、USBでPCに繋いで使ってみました。

 

まず、KT315 から

デバイスをセットして、テストボタンをポチッっとな!

 

NPNトランジスタで、βは低め。

 

次に、2SC926Aをセット

 

テストボタンをポチッと!

当然ですが、NPNトランジスタ、βは KT315I より少し上、

そして、VCEの飽和電圧は KT1351の方が低いですね。


追加で測定した特性を下にあげておきます。

1) Vce~Ic 特性

2) Vbe~Ic 特性

使った測定器がポータブルのお手軽品なので、カーブトレーサの様に、電圧・電流をしっかり掛けた条件で測定することは出来ないので、断定はできませんが、

Vce~Ib 特性は、KT135I の方が教科書で目にしてきたグラフ通りで、クセがないように思えますね。

j時間があれば、ソ連部品で固めた回路を組んで試して見たくなってしまいました・・・・時間があれば、、ですけど。。。

以上。