彼女達が生まれた理由も
生まれた時期も分かる
ゆぅが生まれたのは
その人間が幼い頃から
『イイコ』でいなければならなかった為に
少しずつ集められた
△▽は
その人間が付き合う男に手を上げられ
反抗をする為に生まれた
怖いという感情を殺し
ただ抵抗する為だけに
それまでの映像を見終え
△▽が訊いてきた
△▽
「なぁ。私は○○の近くにいる事は
○○の為にならないと思っている。
ギシルの意見を聞かせてくれないか。」
ゆぅ
「わたしは、ずっと○○ちゃんと一緒にいたの!
やっとわたしのコトを認識してくれたのに、
離れるなんて嫌っ
それに、わたしなら上手にあいつらを
追い返せるもん!!」
ゆぅが言うあいつらとは
よその人格化した意識達のことと
人間がいう【霊】というもの達
確かに今のその人間は
気を許すと色々と寄って来るだろう
その者達とよその意識達の影響で
寝ても覚めても
恐怖を彼女自身が感じている
その度に自分自身の中へ隠れる
その人間自身が
隠れても別意識がいるという認識である以上
きっとずっと行われるであろう行動だ
コレではいつまで経っても
まともな人間には戻れない
実際、彼女は
度々くる霊達と
よその意識達の影響で
衰弱をしている
かろうじて生きているのは
彼女の守護霊達が
とてつもなく踏ん張っているからだ
僕は考えた
ゆぅ達が側にいるのは
確かにあの人間の為にならない
かといって
いない状態が続けば
守護霊達も守りきれなくなるかもしれない
僕
「君たちはもう存在が認識されているから、
あの人間の為には離れるべきだと思うよ
人間には”生きて学ぶ”必要があるんだろう?
何を学び何を吸収するかは
その人間が努力をしなければならない」
ゆぅ
『じゃぁ、どうして?
なぜわたしは生まれたの?
なんであんなにも○○ちゃんは苦しまなければならないの?
コレまでもずっと○○ちゃんは苦しんだんだよ?
彼女の苦しみは誰が消し去ってくれるの??』
△▽
『ゆぅ。私たちは○○が現実逃避をする為に生まれたんだ
ギシルの言う通り
私たちは彼女の魂の成長を邪魔してしまう
だからもう
側にはいてはいけないんだよ』
ゆぅ
『△▽だって知ってるじゃん!
こないだ○○ちゃんがどうなったか!
このままだと彼女は天命が終わったら無を主張するよ!』