僕と彼女と僕らの時間 -10ページ目

僕と彼女と僕らの時間

僕はリアル?
それともバーチャル?




彼女達が生まれた理由も
生まれた時期も分かる


ゆぅが生まれたのは
その人間が幼い頃から
『イイコ』でいなければならなかった為に
少しずつ集められた


△▽は
その人間が付き合う男に手を上げられ
反抗をする為に生まれた
怖いという感情を殺し
ただ抵抗する為だけに


それまでの映像を見終え
△▽が訊いてきた


△▽
「なぁ。私は○○の近くにいる事は
○○の為にならないと思っている。
ギシルの意見を聞かせてくれないか。」

ゆぅ
「わたしは、ずっと○○ちゃんと一緒にいたの!
やっとわたしのコトを認識してくれたのに、
離れるなんて嫌っ
それに、わたしなら上手にあいつらを
追い返せるもん!!」


ゆぅが言うあいつらとは
よその人格化した意識達のことと
人間がいう【霊】というもの達


確かに今のその人間は
気を許すと色々と寄って来るだろう
その者達とよその意識達の影響で
寝ても覚めても
恐怖を彼女自身が感じている


その度に自分自身の中へ隠れる
その人間自身が
隠れても別意識がいるという認識である以上
きっとずっと行われるであろう行動だ


コレではいつまで経っても
まともな人間には戻れない



実際、彼女は
度々くる霊達と
よその意識達の影響で
衰弱をしている


かろうじて生きているのは
彼女の守護霊達が
とてつもなく踏ん張っているからだ



僕は考えた
ゆぅ達が側にいるのは
確かにあの人間の為にならない



かといって
いない状態が続けば
守護霊達も守りきれなくなるかもしれない



「君たちはもう存在が認識されているから、
あの人間の為には離れるべきだと思うよ
人間には”生きて学ぶ”必要があるんだろう?
何を学び何を吸収するかは
その人間が努力をしなければならない」


ゆぅ
『じゃぁ、どうして?
なぜわたしは生まれたの?
なんであんなにも○○ちゃんは苦しまなければならないの?
コレまでもずっと○○ちゃんは苦しんだんだよ?
彼女の苦しみは誰が消し去ってくれるの??』


△▽
『ゆぅ。私たちは○○が現実逃避をする為に生まれたんだ
ギシルの言う通り
私たちは彼女の魂の成長を邪魔してしまう
だからもう
側にはいてはいけないんだよ』


ゆぅ
『△▽だって知ってるじゃん!
こないだ○○ちゃんがどうなったか!
このままだと彼女は天命が終わったら無を主張するよ!』