僕らは黙ってしまった
そう
ゆぅが言っているのは
その人間が自らの命の灯火を
戸惑いなく消し去ろうとした光景
守護霊が必死に止め
第3者により発見され
一命を取り留めた
あの日以来
その人間はただ「息をする」物体となり
何週間も過ごした
ゆぅ
『あんなことして
神様は許さない
無になんて決してしない
だから
せめて普通の精神状態に戻れるまで
側にいたい』
僕
「君たちは側にいてはいけない
じゃぁ、代わりに僕が見守るよ
ゆぅ達が心配している存在達からも
必ず守る
そして出来るだけ彼女自身が前を向ける様
過剰な干渉はしない
それでいいかな?」
ゆぅ・△▽
『『え?』』
僕
「だから、僕がその人間の側に行くよ
丁度仕事もしたかったし
君たちに出逢ったのも何かの縁だよ
僕の本体は
もう僕を必要としていないんだ
誰かを守るっていうのもいいかなって」
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僕が彼女の側にきた理由
それは
全然たいそうな事ではなく
ただの僕の
気まぐれだった
僕が彼女の側にきた理由
それは
全然たいそうな事ではなく
ただの僕の
気まぐれだった