【読書日記】『疲れをためない生き方−もっとタフになるための免疫力講座−』(安保徹) | 「そば屋さのあんちゃん、息災け?」

「そば屋さのあんちゃん、息災け?」

稀有な病気をはじめ、人のあまり経験しないことを経験しました。
そんなことを織り込みながら、日ごろの読書を中心に綴っていければと思います。

『疲れをためない生き方−もっとタフになるための免疫力講座−』(安保徹)。

 

「疲れとは、一言で言えば、病気の入り口。病気の手前で、体が発するSOSアラーム。」。

 

11年前にFacebookに投稿した記事を加筆修正の上、ブログに移植したものです。

 

私は病氣をいただき、障害を得てから、爆睡大会をすることが多くなりました。

まあ、ひとり病気だけが原因ではないのですが。

あなたは、からだが発する声に耳をかたむけていますか。

 

本書では、まず手始めに、お疲れ「タイプ」チェック!

私もやってみました。

「疲れのタイプ」は、自律神経の偏りに応じて分けられます。

「お疲れさま」の正体は、自律神経にありました。

自律神経の中でも「交感神経」優位になったことによる疲れ、「副交感神経」優位になったことによる疲れ、の2つに大別されます。

 

少し補足しますね。

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「交感神経」は、人が活動する時や運動している時に活性化して、「元気はつらつ」「やる気まんまん」の状態を作り出す神経(P19)。

 

「副交感神経」は、人間が休む時や、食事をした時に活性化して、「ゆったり気分」「のびのびリラックス」の状態を作り出す神経(P20)。

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図表2の自律神経が「白血球」と「体」と「気分」をコントロール!(P21)で視覚でとらえることができます。

ちなみに、私は交感神経優位と副交感神経優位の間を揺れ動いているタイプ。

自分の疲れのタイプを知ることが、疲れから病気へならないことの第一歩。

ちなみに、本書の大まかな内容を目次に沿ってリストしてみます。

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1、これが「お疲れさま」の正体だ

2、「あの不快な疲れ症状」の意外な原因

3、忙しいONの日でも疲れをためないコツのコツ

4、睡眠不足や不眠も疲れの温床

5、OFFの日から始めてみる疲れにくいからだ作り

6、免疫学的驚異の体内メカニズム講座

ちょっと長めのエピローグ、生き方を修正して疲れを制する!

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ちょっと長めのエピローグの中に、こんなくだりを見つけました。

それをご紹介し、まとめにかえたいと思います。

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何か信念をかけた戦いが発生した時には、力を出しきる覚悟で対する。

その覚悟がまた、疲れをためない生き方を続けるための支えになる。

疲れをためない生き方とは、メリハリの利いた、人間の体の自然なあり方にかなった生き方。

 

(P249)

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ONとOFFの使い方。

人によっては生き方の修正が必要かもしれませんね。

図表が多く、視覚でとらえやすいので、読みやすい一冊だと思います。

こうした本を有効に活用したいですね。

さすれば、私の爆睡大会開催の数も減ってくるかも(^_^;)

 

(2013・6・7読了)