『禅ー心が軽くなる83のことば』(宮下 真)。
「心が軽くなることば」。
本書(本文218頁)は、先日、定期通院した病院の売店で見つけたもの。
今日から、大学のSメディアスクーリングも始まるということもあり、すき間時間に読めそうな本を探していて、見つけたもの。
本書には、石飛博光氏と鴻風会の書も収められているということで、こちらに決めました。
巻頭からはしばらく書の頁が続き、そのあと禅語とその解説が見開きで収められているもの。
就寝前に一気に読み終えました。
本書の構成をあげておきます。
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1・ふっと背中がかるくなる
2・立ち止まって足下を見る
3・やさしく生きる・強く生きる
4・こころざしをなくさないで
禅の基礎知識
禅の知識Q&A
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本文の中から、気になったものをしばらくあげてみたいと思います。
今回は、1・「ふっと背中がかるくなる」から。
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「両忘」(「白か黒か」へのこだわりを忘れて)
本来、世の中の物事すべてが白黒はっきりするわけではなく、ことの善悪など、すぐに正しい判断ができるものではありません。
曖昧なこともそのまま受け入れ、ただ精一杯に生きてみましょう。
ほどよく肩の力も抜けて、生死や苦楽にとらわれることのない、おだやかで清々しい日々がやってきます。
(P42・43)
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(2024・5・11読了)