【読書日記】『悩みを笑い飛ばす力』(枡野俊明) | 「そば屋さのあんちゃん、息災け?」

「そば屋さのあんちゃん、息災け?」

稀有な病気をはじめ、人のあまり経験しないことを経験しました。
そんなことを織り込みながら、日ごろの読書を中心に綴っていければと思います。

【読書日記】『悩みを笑い飛ばす力』(枡野俊明)。

 
「一休さんの禅的思考」。

 

本書(本文207頁)は、「読書のすすめ」さんのおすすめの一冊として拝読した一冊。

 

まず、本書の構成をリストしておきたいと思います。

ーーーーーーーーーーーー

はじめに

1・心配するな、大丈夫、なんとかなる

2・今この瞬間を生き切る

3・あるがままの自分を受け入れる

4・悩み苦しむからこそ人間なんだ

5・あえて魔界に分け入る生き方もある

6・死ぬときはポックリ逝こう

おわりに

ーーーーーーーーーーーー

本書の中で気になった部分を順次取り上げていきたいと思います。

 

今回は、2・「今この瞬間を生き切る」から。

ーーーーーーーーーーーー

「明日がまたやってくる保証はない」

 

明日あるとは思う心はあだ桜

      夜半は嵐の吹かぬものかは

 

「明日も桜の花は咲くだろうと思っていても、夜中に大風が吹いて散ってしまうかもしれない」

明日がやってくる保証はないのだから、できることは今日のうちに、ということです。

<中略>

仏様にお任せしている命だから明日はあるかもしれないし、ないかもしれない。

ただ、あれは運が良かったと思って考えられた一日を必死に生きるだけだ。

これが禅の考え方です。

 

(P45・46)

ーーーーーーーーーーーー

(2024・4・5読了)