『三才報徳金毛録』(二宮尊徳)。
「報徳の原理綱要としての金毛録」
本書(本文46頁)は二宮尊徳全集編者によって昭和6年(1931年)に復刊され今回再度復刊となった一冊。
本書の存在を知ったのは、「読書のすすめ」さんのサイトである。
以前、二宮尊徳の語録等を本ブログでも取り上げて来ましたが、昭和6年(1931年)に復刊されたものの復刊(2022年の復刊であるので、91年ぶり)で、読書子の眼に触れることになったもの。
もともとの発刊は天保年間。
頁数もそれほど大部ではなく、肩に力を入れず、何度も繰り返し読めるのがいい。
本書は35の項目から成り立っています。
本書の中から気になったところを少しずつ、ご紹介していければと思います。
願わくば、落手され、その頁に描かれた図を眺めていただければ、ご理解も深まると思料します。
今回は、一一・「天の草木華実を生ずる輪廻の図」から。
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天命これを種といい、
種にしたがうを草木といい、
その体茂れば華と名づけ、
その氣凝れば実と名づく。
(P12)
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(2023・10・14読了)