《IBF世界ウェルター級暫定王座戦〜エニスVS.ヴィラ戦ほか/米国・メキシコ/No.1380 | ◆ ボクシングを愛する猫パンチ男のブログ ◆

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《IBF世界ウェルター級暫定王座戦》
開催日:7月8日(日本時間9日)
開催地/会場:米国ニュージャージー州アトランティックシティ/ポードウォーク・ホール




IBF世界ウェルター級暫定王者
ジャロン・エニス(26=O/USA)
VS.
IBF世界同級2位
ロイマン・ヴィラ(30=O/COL)


エニスが統一戦アピールするKO勝ち!

〈試合経過〉
序盤からエニスがフック、アッパーでリードして回を重ねた。
迎えた10回、エニスは1分過ぎヴィラの左ジャブから右アッパー、右フックの反撃でコーナーに詰められピンチとなったが、体をスルリと入れ替え左、右、左とフック連打を打ち込むとヴィラはロープ背に卒倒ダウン。レフェリーはヴィラのダメージを確認して即座に試合を止めた。

ーKO・10回1分27秒ー

エニスがIBF世界ウェルター級暫定王座の初防衛に成功した。
エニスは試合後、戦いたい相手として7月29日に4団体ウェルター級王座統一戦を控えるスペンスJr.VS.クロフォード戦の勝者か、今回中止となったWBA王者スタニオニスの名を挙げた。今後、対戦相手が誰になるのか楽しみです。

ヴィラも自慢の強打で一瞬反撃を見せたが、続かず最後は左右フック連打に晒され力尽きた。ヴィラはまだ2敗目で今後はディフェンス技術を磨けば再びトップ戦線に絡めるでしょう。






(Photos by boxingscene.com)

それではエニスが10回フック連打でKO勝ちして暫定王座の初防衛に成功したシーンをどうぞ!(2分30秒)
※途中消除の場合ありです。


【両選手の戦績】
★ジャロン・エニス/32戦31勝(28KO)1NC無敗
★ロイマン・ヴィラ/28戦26勝(24KO)2敗










※メインはオルティスjr.の病気でまたもや延期です。
従ってセミが繰り上げメインとなりました。

《WBA世界ウェルター級タイトルマッチ》延期
ーundercardー
▼ 《ライト級10回戦》

開催日:7月8日(日本時間9日)
開催地/会場:米国テキサス州サンアントニオ/AT&T・センター





WBA世界ライト級6位
フロイド・スコフィールド(20=O/USA)
VS.
ライト級ノーランカー
ハスケル・ローズ(35=O/USA)

〈試合経過〉
スコフィールドが7回2度、8回に1度とローズから計3度ダウンを奪って断然リード。いよいよノックアウトかと思われたが最後までローズに粘られ終了した。

〈10回採点結果〉
100ー87(スコフィールド)
100ー87(スコフィールド)
100ー87(スコフィールド)

スコフィールドが3ー0大差判定勝ちで15連勝とした。
次戦はいよいよ世界ランカーとの対戦でしょうか。

ベテランのローズは勝利で世界ランキング入りを目指したが3度もダウンを奪われKO負けは逃れたものの大差判定負けに終わった。


(Photos by fightnews.com)

【両選手の戦績】
★フロイド・スコフィールド/15戦15勝(11KO)無敗
★ハスケル・ローズ/34戦28勝(13KO)5敗1分







《Sバンタム級ノンタイトル10回戦》
開催日:7月8日(日本時間9日)
開催地/会場:メキシコ・メヒコ州メテペク/レシント・フェリアル・メテペク




WBC世界Sバンタム級2位・2階級制覇者
ルイス・ネリー(28=S/MEX)
VS.
OPBFバンタム級7位・世界戦経験者
フロイラン・サルダール(34=O/PHI)

〈試合経過〉
初回、サルダールが右ストレートで仕掛けるとネリーは冷静に距離を取り徐々に左ストレートが当たり始める。途中勢いあまってスリップするなどしてスタートした。
迎えた2回、序盤ネリーのワンツーでサルダールがダウン。再開するとネリーがコーナーに詰め上下連打でサルダール2度目のダウン。サルダールはここも続行に応じて再開、再びネリーがコーナーに詰め左右連打でサルダールが3度目ダウンしたところでレフェリーは試合をストップした。

ーTKO・2回(タイム不明)ー

ネリーは2021年5月15日、2団体Sバンタム級王座統一戦でブランドン・フィゲロア(米国)に7回KO負けで無冠となってから4連勝3KO勝ちとした。すでにWBC団体の挑戦権を獲得しているネリーは7月25日に行われるWBC&WBO王者ステファン・フルトン(米国)VS.井上 尚弥(大橋)戦の勝者との対戦か、もしくはWBA&IBF王者マーロン・タパレス(比国)もターゲットにしているようです。果たして相手は誰か・・・

サルダールは初回こそ互角以上に戦ったが、2回に入るとネリーのパワーに圧倒されてしまった。サルダールは出直しです。



(Photos by fightnews.com)

ネリーが2回に3度ダウンを奪ってストップ勝ちしたシーンをどうぞ!(1分38秒)
※途中消除の場合ありです。


【両選手の戦績】
★ルイス・ネリー/36戦35勝(27KO)1敗
★フロイラン・サルダール/41戦33勝(23KO)7敗1分