《WBA世界Sフライ級タイトルマッチ》6月23日(日本時間24日)米国/No.1071 | ◆ ボクシングを愛する猫パンチ男のブログ ◆

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ーコロナ禍後の無観客初世界戦ー
《WBA世界Sフライ級タイトルマッチ》
ーundercardー
《フェザー級10回戦》

開催日:6月23日(日本時間24日)
開催地/会場:米国ネバダ州ラスベガス/MGMグランド・カンファレンス・センター


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WBA世界Sフライ級王者
アンドリュー・マロニー(29=O/AUS)IMG_5659.png
VS.
WBA世界同級12位
ジョシュア・フランコ(24=O/USA)IMG_5527.png

マロニー初防衛失敗、挑戦者フランコ新王者!

初回、王者マロニーがジャブを突いて前に出ると挑戦者フランコは固いガードで躱して始まった。
2回、マロニーがボディーを攻めるとフランコも左アッパーを跳ね上げる対応。
3回〜4回もお互い出入り激しく主導権の奪い合いとなったが、やや的確性でマロニーと見えた。
5回、マロニーのボディー攻撃にフランコもコンビネーションで反撃を見せた。
6回〜7回とフランコが王者を左右からアッパーで攻め立て優勢。
10回1分過ぎ、フランコの左フックがヒットするとマロニーがダウン、しかし、レフェリーは足を滑らせたスリップと裁定。再開するとマロニーはダメージがあるのかクリンチで逃れる。
11回序盤、ダメージの残るマロニーはコーナーに詰められフランコの左右連打を浴びると前のめりに両手をつくダウン。カウント8で再開するとなんとかフットワークで凌ぎ切った。
最終回、マロニーは左瞼の出血も猛然と攻め立てるものの、フランコの動きに決定打を出せないままゴングとなった。

〈12回採点結果〉
114ー113(フランコ)
114ー113(フランコ)
115ー112(フランコ)
3ー0

当初は王者の対戦相手は12位にいたオスカル・ネグレテ(コロンビア)だったが、網膜剥離で出場停止となった為、急遽、若いフランコが代替挑戦者となった。
少ない世界挑戦のチャンスに恵まれたフランコがものの見事に王座を奪取した格好となった。
今後、スーパー王者のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)との統一戦となるのか注目されます。

オーストラリアのマロニー双子兄弟(ジェイソン&アンドリュー)として人気の弟、アンドリューは暫定王者から正規王者へ昇格したばかりのアメリカデビュー戦だったが、防衛することなく王座から陥落した。前王者は一から出直しです。

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(Photos by boxing-sosial.com)

それでは新王者となった若きフランコの戦いぶりをハイライトシーンでどうぞ!(1分55秒)


【両選手の戦績】
★アンドリュー・マロニー/22戦21勝(14KO)1敗
★ジョシュア・フランコ/20戦17勝(8KO)1敗2分


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ーundercardー
《フェザー級10回戦》


WBO世界フェザー級11位
クリストファー・ディアス(25=O/PUR🇵🇷)
VS.
元世界ランカー
ジェイソン・サンチェス(25=O/USA🇺🇸)


ともに世界戦経験のある両者はディアスがパンチの豊富さで上回って勝利した。

〈10回採点結果〉
98ー92(ディアス)
97ー93(ディアス)
98ー92(ディアス)
3ー0


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(Photos by boxing-sosial.com)

激しい打ち合いを制したディアスの戦いぶりをハイライトでどうぞ!(2分9秒)


【両選手の戦績】
★クリストファー・ディアス/28戦26勝(16KO)2敗
★ジェイソン・サンチェス/17戦15勝(8KO)2敗