ゴングの打ち鳴らされる日が待ち遠しい!
(Photo by tokyo-dome.co.jp)
プロ・アマ問わずスポーツ界全体がこの先、いつになればコロナウイルスが収まり、終息するのか予想がつかず不安を募らせるアスリート達もいる。
そして、毎日感染者の人数ばかりが気になってしょうがない恐怖の現実。
日本のボクシング界の場合は5月末まで興行を中止としているが、6月に入っても状況次第では更に先延ばしされる可能性もあるという。
海外の場合は日本以上に厳しい状況の国もある。
一番危惧されるのは開催予定だった3月〜4月の試合が順を追って再開するまで選手達がモチベーションを下げずに保っていられるのかどうかが心配なのだ。
要するに、ジム閉鎖でトレーニングもままならない状態でどう練習に取り組めばいいのかで選手達は苦労しているはずだ。
また試合延期が半年〜1年と長引けば、年齢に関係なく現役を諦め引退してしまうという選手もいるでしょう。
何故なら、世界王者以外の選手は会社員やアルバイトで生計を立てている者が殆んどで会社が再開すると、いうまでもなく生活が優先でボクシングどころではなくなってしまうからだ。
せっかく素質があって実力が開花しても辞めざるを得ない者も出てくるでしょう。
本当にボクシングファンとして切ない思いに駆られる。
予期しなかった地球規模の歴史上最悪な世界的感染症大流行で何もかもが狂ってしまった。
早くこれまでのように歓声が響き渡る日が来ることを願うばかりです。