《WBA世界クルーザー級スーパー王座TM》
開催日:11月15日(日本時間16日)
開催地/会場:フランス・パリ/アコー・ホテルズ・アリーナ
WBA世界クルーザー級スーパー王者
アルセン・グラミリアン(32=O/ARM/FRA)
VS.
WBA世界同級11位
ケイン・ワッツ(37=O/AUS)
王者グラミリアンが圧倒KO勝ち!
スーパー王者に昇格したばかりのグラミリアンが初回序盤から左右で攻勢を強めて早くもリード。迎えた4回、連打でロープに詰めて強烈左ボディーでダウンを奪うとそのまま試合を終わらせた。
初防衛に成功したグラミリアンは昨年3月24日に暫定王座を獲得した後、ゴールド王者、正規王者、スーパー王者と目まぐるしく王座位置が変わるなかでようやく落ち着いた。
ーKO・4回1分8秒ー
世界初挑戦のワッツも時折左右で応戦したが王者の圧力と手数の多さについていけず徐々に動きが鈍ったところに左ボディーを貰って苦悶のダウン。カウントが始まり一旦は立ち上がろうとしたが、レフェリーはダメージを確認するとKO宣言して試合終了。ワッツの王座奪取は成らなかった。
(Photos by fightnews.com)
グラミリアンの強烈ボディーショット場面!(4分46秒)
【両選手の戦績】
★アルセン・グラミリアン/25戦25勝(17KO)無敗
★ケイン・ワッツ/25戦21勝(13KO)4敗
《WBA世界Sフライ級暫定王座決定戦》
開催日:11月15日(金曜日)
開催地/会場:豪州ビクトリア州メルボルン/マーガレット・コート・アリーナ
WBA世界Sフライ級1位
アンドリュー・モロニー(28=O/AUS)
VS.
WBA世界同級5位
エルトン・ダーリー(33=O/GUY)
モロニーがストップ勝ちで暫定王座獲得!
モロニーが相手の右瞼腫れで続行不可能となった為、ストップ勝ち。WBA世界Sフライ級暫定王座獲得で来年春頃をめどに正規王者のカリド・ヤファイ(英国)と統一戦を戦うことになった。
ーTKO・8回終了ー
ダーリーは途中まで互角の戦いを繰り広げたが、モロニーのアッパー、フックを浴びて6回辺りから右瞼が腫れて塞がり、8回終了後に3度目のドクターチェックが入り続行は危険と判断されストップとなった。
(Photos by ring-tv.com)
双子兄弟で兄の世界戦経験者ジェイソン・モロニーも保持するWBAオセアニア・バンタム級王座の防衛戦で戦い2回KO勝ちを収め兄弟揃って勝利した。これで兄ジェイソンは2度目の世界挑戦をアピールして戦績を21戦20勝(17KO)1敗とした。
【両選手の戦績】
★アンドリュー・モロニー/21戦21勝(14KO)無敗
★エルトン・ダーリー/31戦24勝(14KO)6敗1分