
《IBF・WBO世界ミニマム級王座統一戦》
日時:8月9日(日本時間10日)
開催地/会場:メキシコ・ヌエボ・レオン州/モンテレイ・アリーナ

IBF世界ミニマム級王者
高山 勝成(31=仲里)
VS.
WBO世界ミニマム級王者
フランシスコ・ロドリゲスjr(21=メキシコ)
高山選手日本人初の4団体制覇達成なるか !?
高山勝成選手にとっては悲願である4団体制覇達成なるのかの大事な試合。
高山選手は海外転戦でアウェー慣れしているとは言え、今回メキシコでも熱狂的ボクシングファンの多い敵地モンテレイでの戦いはかなり厳しいものになりそうです。
統一戦の相手WBO王者ロドリゲスJrは今年3月22日、今回と同じ会場で前王者の強打者メルリト・サビージョ(比国)に初挑戦すると大方不利の予想を覆して2回に左右連打でダウンを奪い、粘る王者を10回に再び左右連打を浴びせてのストップ勝ちで王座を奪取した。
地元の利もあったが、強打者の無敗王者を破っての王座獲得は相当な自信に繋がったと言えそうです。
ロドリゲスJrの注目すべきところはミニマム級からスーパーバンタム級までの6階級を経験していてどの階級にも順応した戦い振りには目を見張るものがあります。
おそらく、主戦とする階級を模索していたのでしょう。
特に、2013年9月21日には軽量級最強との呼び声が高い元2階級制覇者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)のフライ級転向へのテストマッチに指名を受けて戦うと初回左右連打を浴びせてゴンサレスを慌てさせた試合は記憶に新しい。
結果的にはゴンサレスに7回TKO負けしたものの、その左右強打による速攻力は評価されていました。
この敗戦を切っ掛けにデフェンス面を徹底的に鍛え直したといいます。
その成果が、強打者王者のサビージョに打ち勝ったと言えます。
〈みどころ〉
スピードとテクニックの高山か?
それとも強打パワーのロドリゲスJr.か?
ロドリゲスJrは接近しての左右フック連打で畳み掛けることが得意な選手。
10KOのうちの9試合は5回までに終わらせているパワー重視の速攻型といえます。
高山はロドリゲスJrの左右連打を躱し、掻(か)いくぐることができるのかどうかによって勝負の行方が決まるでしょう。
まともに打ち合えば21歳になったばかりで勢いに乗っているロドリゲスJrに分があることは言うまでもありません。
体格は高山158cmに対してロドリゲスはこのクラスでは大柄な164cmもありリーチも167cmと長い。
高山が徹底したアウトボクシング(ヒット&アウェー)で掻き回してロドリゲスJrのスタミナを消耗させる戦法がポイントになるでしょう。
後半戦に持ち込めば、高山の得意な速いワンツーを絡めたコンピネーションブローが生きて勝機も切り開けると見るのですが、果たして・・・
何れにしても、高山選手の日本人初の4団体制覇に期待します。
〈両選手の戦績&体格・タイプ〉
★高山勝成
34戦27勝(10KO)6敗1無効試合
身長(158.5cm)リーチ(158cm)
タイプ・右ボクサーファイター
★フランシスコ・ロドリゲスJr.
16戦14勝(10KO)2敗
身長(164cm)リーチ(167cm)
タイプ・右ボクサーファイター


