
ーTHE BEST OF BESTー
“究極の3大世界戦”
日時:2012年12月31日
会場:東京・大田区総合体育館


《WBA世界Sフェザー級タイトルマッチ》
WBA正規王者
内山 高志(33=ワタナベ🇯🇵)
VS.
暫定王者
ブライアン・バスケス(25=コスタリカ🇨🇷)
★内山が怒涛の連打で決着!
初回からお互い緊迫感のある打ち合いで始まった。
内山のジャブが冴えて右ストレート、ボディーとヒット。
バスケスも速い左右から強烈な右ストレートをヒット。
5回から内山がプレッシャーをかけ始める。
バスケスは内山の固いガードを崩したい為か、時折スイッチする場面も徐々に攻めあぐみ手数減る。
そして、8回後半内山の左フックでバスケスは動きが止まりロープを背にすると、怒涛の左右連打。レフェリーストップと同時にゴング。
バスケスはゴングに救われたかに見えたが、一瞬レフェリーのストップが早かった。
結局、8回3分00秒ジャストのTKO勝ちで内山選手が6度目防衛とともに王座を統一した。
【両選手の戦績】
★内山 高志/20戦19勝(16KO)1分無敗
★ブライアン・バスケス/30戦29勝(15KO)1敗
★ユリオルキス・ガンボア戦は実現するのか?
ユリオルキス・ガンボアはキューバ出身のスター選手。
今をときめくギジェルモ・リゴンドーとは双璧。
両者ともに、キューバからの亡命者でアメリカでも人気があり無敗同士のカリビアンスター。
ガンボアは、アテネ五輪(2004年)のキューバ代表でフライ級金メダル獲得。
その後も国際大会で活躍していたが、ドイツへ亡命して、2007年4月27日に“鳴り物入り”でドイツでプロデビュー。
とにかく、ブローテクニックはアマチュア時代に養われてプロになって、更に磨かれこのクラスではピカ一と言われる存在。
一発で倒すこともあれば、畳み掛けることも出来る選手。
2009年4月17日、WBA世界フェザー級暫定王座決定戦をホセ・ロハス(ベネズエラ)と戦い10回TKO勝ちで暫定王座獲得。
その後、正規王者に昇格すると、2010年9月11日、IBF王者のオルランド・サリド(メキシコ)と統一戦を戦い3ー0判定で勝って王座統一。後にWBAスーパー王者昇格。
しかし、2011年3月26日、1階級上のWBA世界Sフェザー級暫定王者ホルヘ・ソリス(メキシコ)と戦い4回TKOで勝って5度目の防衛に成功したものの、IBFの当日計量を拒否した為に、王座を剥奪され、後に、統一王者でなくなったことでWBAスーパー王座も剥奪される憂き目に。
その後はプロモーターとのトラブルで1年以上の試合なしの空白にさらされてしまう。
そして、やっとトラブルが解決すると、2012年12月8日、あのパッキャオVSマルケス戦の前座で1階級上のWBA世界Sフェザー級暫定王座決定戦で、これまた内山選手と戦い負傷判定の引き分けに終わったあのマイケル・ファレナス(比国)と戦い、最初にダウンを奪われたが、2度ダウンを奪い返して3ー0の判定勝ちで暫定ながら王者復活。
内山選手との対戦交渉は開催地やファイトマネー問題で直ぐに決定するとは限らない。
ただ、WBAのSフェザー級に、まだ暫定王者が存在することが、おかしな話しだろう。
スンナリと決定すればいいが、こじれると、また指名待ちになるしかない。
いずれにしても、決定すれば、西岡VS.ドネア戦のビッグマッチに続き、世界でも注目されるのは間違いのないところ。
ラスベガスがダメなら、是非、東京での対戦を願うばかり・・・



《WBC世界Sフライ級タイトルマッチ》
王者
佐藤 洋太(28=協栄🇯🇵)
VS.
同級5位
赤穂 亮(26=横浜光🇯🇵)
★王者佐藤選手の完勝!
もう、初回から王者佐藤の左ジャブが冴えていた。
3回まで王者が手数と有効打で優勢。
しかし、挑戦者赤穂は手数は少ないものの4回強烈な左右フックで反撃した。
〈公開採点〉
ジャッジ三者三様40ー36の3ー0で王者佐藤リード。
5回にも赤穂が強烈な左ボディーを打ち込むが王者に上手く躱される。
7回、後半赤穂が強烈な左ボディから左右フックを打ち込むが、これまた王者に躱される。
8回、王者が左右に動きながら左ジャブからワンツー。赤穂は左右フックを振り回すが空転。
〈公開採点〉
80ー72(佐藤)
79ー74(佐藤)
79ー73(佐藤)
3ー0で王者佐藤のリード。
9回、王者が左ジャブをつきながら、右ストレート。赤穂は左右フックを出すが届かない。
※(10R・11Rは飛ばし放送)
最終ラウンドにリングを照らす一部ライトが消えるアクシデント。
しかし、そのまま試合続行。
12回、もう、倒すしかない赤穂が逆転を狙って左右フックで猛ラッシュを見せるが、王者にダメージを与えることは出来ず終了した。
〈採点結果〉
118ー110(佐藤)
117ー112(佐藤)
117ー111(佐藤)
3ー0で王者の佐藤洋太選手が完勝して2度目の防衛に成功した。
やはり、王者の左ジャブが生かされて、右ストレートに繋げる攻めが成功したと言える。
時折、トリッキーな動きも赤穂選手の左右フック強打を殺す上手い動きだった。
強打者を封じる、お手本のような王者の作戦勝ちでもありました。
【両選手の戦績】
★佐藤 洋太/29戦26勝(12KO)2敗1分
★赤穂 亮/22戦19勝(12KO)1敗2分



《WBA世界Sフライ級タイトルマッチ》
王者
テーパリット・ゴーキャットジム(24=タイ🇹🇭)
VS.
同級8位
河野 公平(32=ワタナベ🇯🇵)
★河野選手3度目の挑戦で悲願のベルト!
初回から河野が左ボディ、左フックヒットで好調な出だし。テーパリットは左ジャブでけん制して様子見の展開。
2回、3回とテーパリットのリズムが出てきて左ジャブから右ストレート、左右フックヒットされ河野がやや劣勢気味。
4回に入ると河野の動きが良くなり1分近くになって左フックが炸裂、テーパリットは前のめりにダウン。テーパリットは立ち上がると、河野のラッシュから今度は右フックでまたもやダウン。
なんとか立ち上がるとロープに追い詰められたテーパリットは左右連打を浴びて崩れ落ち3度目のダウンでノックアウト終了。(WBAは3ノックダウン制)
河野選手の4回2分8秒でのKO勝ちでタイトル奪取した。
2回からやはり王者テーパリットがプレッシャーをかけてきた。
もう、このままでは日本人キラーの4人目の餌食になるような展開だった。
しかし、4回に河野が左ボディを切っ掛けに左フックを浴びせて流れを作って、畳み掛ける結果となった。
河野選手は3度目の挑戦にして見事な勝ちっぷりでベルトを巻いた。
【両選手の戦績】
★河野 公平/35戦28勝(11KO)7敗
★テーパリット・ゴーキャットジム/24戦21勝(13KO)3敗



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ーTBSスポーツ祭り!ー
KYOKUGEN-2012
日時:2012年12月31日
会場:大阪・ボディメーカーコロシアム

《WBA世界Lフライ級王座決定戦》
WBA2位
井岡 一翔(23=井岡🇯🇵)
VS.
WBA5位
ホセ・ロドリゲス(23=メキシコ🇲🇽)
★井岡選手の圧倒勝利で最速2階級制覇!
初回、お互いジャブの出し合いで様子見の展開。
しかし、1分50秒過ぎに井岡が右アッパーから左ボディーでダウンを奪う。
ロドリゲスは立ち上がると持ちこたえる。
2回、3回やや息を吹き返したロドリゲスも手数を増やし時折右ストレート、左右と出し合う。
4回、ロドリゲスが挽回を狙って強引に左右を出して反撃。井岡は上下に打ち分けコントロール。
5回、井岡がボディー集中連打。ロドリゲスはボディーが効いたか左右を振り回すが勢いなくす。
6回、井岡が2分過ぎ右ストレートで2度目のダウンを奪う。しゃがみ込んだロドリゲスはなんとか立ち上がると、今度は右アッパーから右ストレートを打ち込むとロドリゲスはロープ下に崩れ落ちてレフェリーは試合を止めた。
井岡が6回2分50秒のTKO勝利で2階級制覇を達成した。
【両選手の戦績】
★井岡 一翔/11戦11勝(7KO)無敗
★ホセ・ロドリゲス/30戦28勝(17KO)2敗




《WBA世界ミニマム級王座決定戦》
WBA2位
宮崎 亮(24=井岡🇯🇵)
VS.
WBA4位
ポンサワン・ポープラムック(34=タイ🇹🇭)
★宮崎選手が世界初挑戦で王座獲得!
初回から宮崎がジャブを出しながら左右で攻める好調な出だし。ポンサワンもジャブを出しながら出かたをうかがう。~宮崎優勢。
2回、3回とワンツー、左右フックの有効打で宮崎が上回る。
しかし、4回ポンサワンが右フックを浴びせて宮崎一瞬棒立ち。~ポンサワン優勢。
5回、左右の有効打でポンサワン優勢。
6回、お互い左右の出し合いも宮崎が優勢。
7回~8回とポンサワンが左右ボディー連打でやや優勢。
9回、宮崎の左アッパーヒット。ポンサワンはワンツー。~宮崎優勢。
10回、宮崎の右フックヒット。ポンサワンはブレイク無視で減点①~やや宮崎優勢。
11回、宮崎が左フックから左右連打の猛ラッシュでダウン寸前まで追いこんで、この試合一番の見せ場をつくった。~宮崎優勢。
12回、お互い左右の出し合いで終了した。~互角
〈採点結果〉
113ー114(ポンサワン)
116ー112(宮崎)
116ー111(宮崎)
2ー1で宮崎選手が世界初挑戦で新王者となった。
【両選手の戦績】
★宮崎 亮/21戦18勝(10KO)3分
★ポンサワン・ポープラムック/32戦26勝(16KO)5敗1分


