昨日の内藤選手と亀田選手の戦い、スゴかったですね~。

実力もある二人なのでしょうが、なんて言うか意地と意地のぶつかり合い、ボクシング素人の私の目から見ても感動しました。

亀田選手は色々な意味で強くなりましたね。

そして内藤選手は最後まで王者としての誇りを失わなかった。

とてもいい試合でした。

人間は誰でも何処でも戦い続けているんだと思います。

それは仕事であったり、日常生活であったり。

今朝も職場で、最後まで諦めない、諦めたらそこで終わってしまうという話しがありました。

日々戦いです、いろんな意味で(^^;;

戦いと言えば、一番壮絶なのは病との戦いではないでしょうか。

先日、本屋さんで中島梓さんが闘病中に綴った日記を手にしました。

終わりの方の数ページだけ、そっと開いてみました。

そこには日を追うごとに、命の単位を数ヶ月、数週間、数日と宣告される様子が伺いしれました。

自分だったらどうだろう?
取り乱しているか。
落ち込んでいるか。

梓さんの日記は、まるで小説を読んでいるかのように、淡々と綴られていました。

やはり、強い人なんでしょう。

そして根っからの執筆者なんですね。

きっと最後の最後までキーボードを打ち続けていたんだと思います。

最後の言葉にならない日記が、それを物語っていました。

私が数回お会いした頃の梓さんは、ワープロのオアシスを、喋るより早いスピードで入力していたように記憶しています。

あの時期は舞台を手がけていて、歌の歌詞なんて、超ハイスピードで作ってしまうんですよね。

さすが100巻を軽く超える「グインサーガ」を書いた人だけのことはありましね。

そして梓さんが大好きだった宝塚からも、先日大浦みずきさんが亡くなられました。

明後日がお別れ会です。ファンも参列出来るようなので、きっと大勢の人がお別れに駆け付けるのでしょうね。

あまりにも早過ぎた死。
なんで?
どうして?

なつめさんは自分の命の単位を知っていたのでしょうか?

来年1月の復帰のための舞台、どんな形であれ携わられたら良かったのに。。。



日常を過ごしていると、苦手だなぁと思うこと、避けて通りたいと思うこと、いっぱいあるけど…
「え~い!!命を取られるわけじゃない。」と、日々自分に言い聞かせ、頑張ってます(^-^;

戦う相手で一番手強いのは、自分自身なのかもしれませんね。