待合室にいられなかったわたしはすぐに病院の外に出て旦那さんに連絡。
電話に出なくてLINEを送った。
「赤ちゃん、ダメだった…」
「心臓止まっちゃってた」
この文面を打った途端に涙が溢れた。
送ってすぐ旦那さんからの電話。
泣いててうまく話せなかった。
旦那さんはすぐに新幹線で広島から向かってくれた。
翌週から三連休で帰って来る予定だったけど
事情を説明したら会社から1週間そのままいていい事に。
その後母に連絡。
仕事だから出ないだろうなと思ってたので母にもLINEを送った。
その後は職場の店長に。
店長は5月に育休から戻ってきて
わたしの妊娠も喜んでくれてシフトも考えてくれたりした。
妊娠中も変わらず成績を落とさず産休まで出来る限り頑張りたいと言うわたしのことも応援してくれてた。
電話をすると自分がもっとフォローしてあげたら…とわたしと赤ちゃんを守れなかった事で自分を凄く責めて泣いてた。
違うんだよ…
悪いのはわたし。
お腹の赤ちゃんのことを考えず動き回って
全然気にかけれなかった。
だけど先生は
染色体異常は誰にもどうすることもできなかったこと。
この子の一生はお腹に宿った時からきまっていたこと。
誰のせいでもないこと。
そう言われてもわたしは今でもああしてればとか自分がこうしてたらとか、
そう思うことしかできない。
同じ病院で出産をする予定だった友達にも連絡した。
誰かと話していないとどうにかなりそうだった。
ちょうど2日後に会う予定だった。
死産したことを伝えると
「話してくれてありがとう。
本当に私もみんなそうだけど、産まれて来るまで安心はできないんだよね…
私は何も出来ないけどいつでも駆けつけるからね」
そう言ってくれた。
今思うと同じ週数で出産を控えてるのにきっと不安な思いをさせてしまったと申し訳なかった…
家までの道を泣きながら歩いて帰った。
夢であってほしい。
この日から今日も、
毎日そう思うようになった。