父の温室では、いろんな種類の蘭や多肉植物がたくさん生育中です。

私も最近、ピンセットで株分けしてはいろんな種類をちょこちょこ寄植えして

楽しんでいます。

写真は、去年のGWに軽井沢のカフェにあった多肉ちゃんたち。

多肉植物って本当にぷくぷくしていて可愛い~♪

私の寄植えもどんどん根付いて早く増殖しないかな~クローバークローバークローバー

 

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最近視聴した映画二つ。

 

『ラストエンペラー』 (1987年公開)

ベルナルド・ベルトルッチ監督/イタリア・中国・イギリス製作

 

 

中国清朝最後の皇帝 愛新覚羅溥儀の人生を壮大なスケールで描いた歴史大作映画。

わずか3歳で清朝皇帝の地位に即位してからの孤独な日々、第二次大戦、そして

文化大革命以降に至るまでの激動の生涯を描く。

 

1987年公開当時に観た時は、溥儀という人は、

常に操り人形の様に回りに利用され、歴史に翻弄されながらも殺されることなく

生き抜き、皇帝からただの一庭師になったという、なんとも凄すぎる人生を

送ったんだな~という印象でした。

そして目に焼き付いているのは、ベルトルッチ監督独特のあまりにも壮大な映像美。

 

もともと世界史が大好きだったし、その後TV放映される度になんとなく

観ていたものの、今回改めてオリジナル全長版を最初から最後まで観て…

今の私は毎日中国韓国歴史ドラマを録画して、辮髪や宦官が普通に会話に

出てくるような生活ですが、やっぱりこの映画は私が史劇好きになった原点

だったかもと改めて思いました。

そして この時のジョン・ローンは本当に美しかった~

今は全く見かけないけれど、どうしているのかしら。。

 

 

物語前半、

紫禁城の塀の外では辛亥革命が起こり、近代中国になっているというのに、

塀の中は全く違う閉ざされた特殊な世界。

数千人の宦官・数百人の女官にかしずかれ、城から一歩たりとも出ることは

許されない、全く自由のない、豪華絢爛でありながら虚しさしかない生活を

送る溥儀。

 

その後、波乱万丈という言葉では言い尽くせない年月を送り

(ものすごい端折りますが)・・・

最後、ただの一市民になった溥儀の紫禁城でのコオロギのラストシーンが

すごく好き。

 

今は文化革命に関する書籍も読んでいますし、実際の歴史とは異なる描写も

多々あるのはわかっていても、やはりこの歴史映画は本当に素晴らしいものだと

思います。

やっぱりいつか本物の紫禁城に絶対に行ってみたい。

(あ~ いつ海外旅行に行ける日が来るんだろうか。。)

 

2015年に観た日本のドラマ『流転の王妃』

溥儀の弟溥傑とその妻嵯峨浩を、竹ノ内豊と常盤貴子が演じて、ものすごく

心に残った作品だったのを思い出しました。

 

 

もう一つは、時代も国もテイストも全く違う作品。

タランティーノ監督『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

 

 

ディカプリオとブラピという贅沢すぎるキャスティング、アカデミー賞受賞作品

なので、迷わず録画して視聴。

 

1960年代のアメリカの時代設定の演出や全体の雰囲気は

かっこよかったんですが。。。

 

どんなに魅力的な2人を観られるんだろうとあまりに期待が大きかったせいか…

予備知識なしに観てしまったせいか…

途中までは特に盛り上がる場面もない長時間映画で、

ラスト近く、衝撃的な展開にはなるものの、え??という感じで、

すごい不完全燃焼で終わってしまいました^^;

 

観終わって、いったいどういう趣旨の作品なのだろうかと調べてみたら、

ハリウッドで実際に起きた悲惨な事件をタランティーノ監督風にアレンジして、

ハリウッドの古き良き時代を明暗ともにいろんな角度から描いた作品

だったんですね。

 

役者とそのスタントマンを越えた2人の友情と絆が描かれているものだと

勝手に想像していたので、落胆が大きかったのかも。

この映画はある程度、内容をわかってから観るのをお勧めします。

 

 

シルクフラワーを買いに、横浜のディスプレイミュージアムに車で行ってきました。

帰りに横浜の中華街で、テイクアウトの肉まんやあんまんを買おうと行ってみたら、

有名な中華レストランはシャッターが下りていて、開いているのは占いの館とか

雑貨屋さんだけ。

あんなにいつも観光客でごった返している中華街が本当に閑散として

静まり返っていました。

ランチの時間だけは、小さなお店はやっているようでしたが。

 

来週、東京神奈川も緊急事態宣言が解除されるのでしょうか。。

一日も早この事態が収束しますように。。