ついに発令されましたね。緊急事態宣言。
2月終わりに伊豆でこの早咲きの桜とメジロの写真を綺麗~なんて言いながら
撮っていた時には、まさかこんな事態になるなんて思ってもみませんでした。。
うちの会社は不動産・デザイン関係、マンションや駐車場などの管理も
しているので、テレワークだけでは仕事は出来ず、今日からは1日1人交代の
出勤体制となりました。
私はずっとバス通勤なので、元々通勤ラッシュとは無縁の生活でしたが。
コロナの影響で、私の生活の中で一番変わったことといえば・・・
約20年以上前から、平日はほとんど家で夕食を取ることのなかったP。が
(仕事の関係で…多分^^;) 毎日家で夕食を食べるようになったこと!
まぁ P。は料理好きだし、交代で作ったりしています。
家にいることが多くなったこんな時に限って、私のパソコンが絶不調。
新しいパソコンに買替えようかと思ってますが、最近スマホをiPhone11に
変えたので、調べものとかでの不便はなく、しばらく思案中。
画像の加工したり、ブログを書いたりしたい時は、母のパソコンを
借りたりしています。
いろんなセミナーや会議も今はZOOMの時代。
大人数でのテレビ会議のようなもの。
最初は慣れなくて、自分の顔や部屋の中が映って焦りましたが、
慣れてしまえばとても便利な機能ですね。
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毎年4月と10月には、ずっと観ているNHK朝の連続テレビ小説について書くのが
習慣になっているので、今回も感想を少しずつ。
3月で終了した『スカーレット』
貧しいけれど元気いっぱいの子供時代、大阪での女中さんとしての修行時代を
経て、信楽で陶芸家として生きていくヒロイン喜美子の物語。
ドラマタイトルの「スカーレット」は「緋色」、より理想的な火色=緋色を
追い求めるという、信楽の陶芸家の大きなテーマとのこと。
私にとって「スカーレット」といえば、大大大好きな映画『風と共に去りぬ』の
主人公スカーレット・オハラをどうしても連想してしまい、
情熱的なドラマを勝手に想像(期待)してしまっていたので、ドラマが進むにつれ、
喜美子が歳を重ねていくほど、淡々とした雰囲気になっていったと感じました。
別れた旦那さんの八さんとの関係も、武志の病気のことも。
それでも、前回の視覚的にしか訴えてこなかった『なつぞら』よりはずっと面白く、
感情移入出来ました。
ドラマ終盤で喜美子の息子の武志が白血病になってしまうのですが、
ラストはきっと希望を持って終わるはずだと思い込んでいたので、
最終回に「武志が亡くなって2年後」というナレーションには
びっくりして血の気が引いてしまいました。
実話だから仕方がないとはわかっていても、あんないい子がなぜ。。と
ショックで、、なんだかびっくりしているうちに終わってしまった。。
淡々+最後ショック・・・これが正直な感想です。
『おしん』 再放送も観てました。
女性の本当の意味での強さや美しさを教えてくれる、
世界中の人へ感動を届けた一人の日本人女性の波乱万丈な物語。
1983年放送ですから37年も前の制作ドラマなのに、今観ても全く古さは感じず
(時代背景は昔ですが)やっぱり名作なんだな~とつくづく思いました。
人間関係のテーマは不変なんだなぁと。
ただ観始めたのが、田中裕子おしん青年期の自立編の途中からだったので、
また改めて小林綾子の幼少期から全編をぜひ観直してみたいです。
あまりにも素晴らしい話で感想を書き始めると止まらなくなりそうなので、
ちょっとだけ。
第二次世界大戦の時、おしんの長男雄(ゆう)は出征中に南方で餓死しました。
おしんの苦労を間近に見て育ち、本当に心根が優しかった雄。
もし雄が生きていたら、初ちゃんも幸せになれたのに。。と視聴中何度も
思いました。
(『スカーレット』でも、武志が20代前半で亡くなってしまったし、
なんでいい人間がこんなに若くして死ななければならないのか納得出来ない~)
立て続けに、戦争を推進したとして夫の竜三は良心に耐えかねて拳銃自殺。
私ならもう立ち直れないような状況でも、おしんは残された子供たちと頑張ります。
次男の仁(ひとし)は悪い人間ではないけれど、人の痛みがあまりわからない性格。
物語終盤、おしんのスーパー田野倉が、仁の無謀な経営方針で倒産の危機に
陥った時、おしんは達観していました。
私は何度もドン底から這いあがってきた。
もう一度同じことをすればいいのよ。。と。
最終的には、若い頃から何度も助けられてきた浩太さんのお陰で、
田野倉は再出発出来ることになります。
お互い愛し合いながらも結ばれることがなかったけれど、深い深い縁で結ばれた
浩太さんとのラストの場面でとても感動しました。
4月からのNHK朝ドラは『エール』
オリンピックは延期になってしまったけれど、今の世界にはエールが
とっても必要。
そして子役たちが上手くて面白い!
特に主人公祐一と大将が今は離れ離れになっても、のちのち素晴らしい
ヒット曲を生み出していくチームとなるというのが希望が持てて楽しみです♪