3月終わりに、祖母の四十九日で名古屋に行ってきました。

納骨の時、30年以上前に69歳で亡くなった祖父と、やっと一緒になれたんだなぁと

思うと、祖母の長かった人生を思ってじ~んとしちゃいました。

親戚の直会は、名古屋駅隣接のミッドランドビル41階の京都吉兆で、

名古屋城を見下ろしながら。

 


 

 

吉兆の季節感溢れる繊細な懐石料理はどれも美味しかったですが、

お刺身を少しずつ食べていくと、一人ずつ違う春の詩が表れてくる趣向が

特に素晴らしかったです。

 

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毎年恒例になってきた友人4人での、年に一度の春のお花見&ランチ会。

でも満開の桜を愛でるってつくづくタイミングが難しい。。

昨年3月31日は、まだ蕾は固く。。(→

そして今年4月4日はもうほとんど葉桜だった。。

今年は例年に比べ特に桜の開花が早かったですよね。

 

呑川緑道では綺麗な桜のトンネルを見ることが出来るはずだったのですが

(満開だったらこんな感じ)7割くらい桜は終わっていて、新芽のグリーンが

ところどころに。

 

 

 

ほんの一角だけ、可愛い八重の桜が綺麗に咲いていました。

来年こそは、満開の桜の時期に会いたいものです。

 

それでも風が吹くと桜吹雪が綺麗な呑川緑道をのんびり歩きながらお店に到着。

都立大学にあるフレンチレストラン ル・モマン

「Le Moment」はフランス語で瞬間・一瞬の意味。

HPには「瞬感」て書いてありました。

ミシュラン☆のフレンチのお店。

外観は本当に普通の一軒家、でも中に入ると、大きなゆったりとしたカウンターの

あるスタイリッシュな洗練された空間でした。

 

 

■アミューズ2種

空豆のムース、トマトのジュレ

ふわっふわのチーズシュー

 

 

■新玉ねぎのポタージュ キャラメルリング添え

繊細な泡のクリームポタージュ。新玉ねぎが甘~い♪

 

 

■ポークパテ

 

 

■カジキマグロのソテー サフランリゾット

火入れが絶妙でとってもジュージーで美味しいお魚でした。

 

 

■苺と桜のミルフィーユ カクテル仕立て

桜と苺という季節感たっぷりのデザート。

見た目も可愛く、とっても美味しかった。
 

 

最後のお茶菓子は、和テイストのマシュマロたち。

胡麻、抹茶、きな粉、黒糖の4種、お茶は屋久島の御紅茶で。

 

「瞬感スタンダードコース」 3,600円(税・サービス料別)

 

予約するコースのお値段によって、その日にならないとテーブル席が確約出来ない?

というちょっと不安な面もあった予約形式でしたが、行ってみるとテーブル席が

取れていたのでほっとしました。

これがなければ、家から近いし通い詰めたいくらいなんだけれどな。。

 

1年に一度集う4人はインテリアの専門学校に通っていた時の友人。

今でも仕事をしているのは一番年下の私だけですが、みんなとっても元気。

特に私より10歳以上歳上なのにも関わらず、ものすごくパワフルなHさんには

びっくり。

 

建築事務所を数年前に定年で退職されたHさん。

退職直後には、四国で御遍路さんをしたあと(猪と遭遇してとても怖かったそう)、

ネットで探した山歩き倶楽部に入って、今では楽しく仲間たちと山登り。

東京オリンピックではボランティアをやるための準備として

日々英会話のレッスン、東京マラソンでのボランティアの練習。。

一週間に一度は、手話を勉強し、日本画にも挑戦

この夏には一人でスイスに旅行して、アルプスを歩いてくるそうです。

 

第二の人生を本当に楽しんで生きている人生の先輩たちと話して、

私も見習わなければなぁ~と真剣に思った一日でした。