最近 食べもの関係の記事はすぐ書くのに、インテリア&アレンジの記事は
書き損ねているので、今日は4月に静岡でやったマンションのモデルルームの
設営の備忘録。
朝6時半に、小物をどっさり積み込んだNARUMIさんのトラックで自由が丘の
moca家を出発、富士山を眺めながら東名高速をひた走り、現地に到9時着。
造作家具の納品遅れでディスプレイがなかなか始められないというアクシデントは
ありましたが、予定通り日帰り2日間でなんとかセッティングは終了。
今回のモデルは、家具・ファブリックを先輩ダイアナ、
小物関係を私が担当しました。
初めてのデベロッパーさんの仕事だったので最初はコンペでしたが、
あまりの予算のなさにコンランショップは辞退したという噂^^;
フローリングや建具が濃い色の場合、家具は同じ系統の濃茶を合わせるのが
一般的ですが、今回は「白」でモダンな軽やかさを表現しているのが特徴。
最近のマンションのモデルでは、モダンテイスト(あまり色を入れない)が
主流の中、ダイアナは物件毎に細かく色彩計画を立ててデザインします。
今回のモデルのアクセントカラーは、イエローオーカー&パープル&黄緑。
そのアクセントカラーに従って、私はインテリア小物を探し回っていたわけです。
今回、ダイアナが打ち出したモデルのインテリアテイストは【モダンエレガント】
アルフレックスのキャメル色の革のソファと、白い超モダンな暖炉がポイントの
リビング。
ダイニングテーブルの上には、クリームイエローのシンビジウムと2色の
葡萄・紫陽花を使った大きなアレンジメントを作りました。
ダイニングテーブルが2m以上もあるので、ボリューム感を出すのに一苦労。。
書斎では、チェス盤の横にどうしても殻付きの胡桃をディスプレイしたくて
探し回った挙句富澤商店で発見。(東京堂の胡桃は梅干しの種にしか
見えなかった^^;)
ベッドスローの上に置いた渋い墨色の籐のトレイは アトリエジュンコ のもの。
世界各国からジュンコさんがセレクトした小物がすごく好みで、
いつも期間限定で伊勢丹に出るのをチェックしています。
子供部屋は、デザイン学校に通う御嬢さんの部屋という設定で、
オレンジ&フューシャピンクというちょっと派手な色がアクセントカラー。
クローゼットの中に床置きした蓋付BOXは私の部屋 で購入。
デスクの上の巨大な飾棚には、オレンジ&ピンクのツインアレンジを。
主寝室のドレッサーの上には、ダブルフェイスアンソリュームの
スクエアアレンジと置くだけで存在感のあるZARA HOMEの小物。
シンビジウムやアンソリュームは、最近のモダンアレンジには欠かせないお花です。
今回のモデルは、いつもにも増して低予算&ダイアナのカラーに関する
こだわりがすごかった。。
クッションはもちろんのこと、クローゼットの中にディスプレイする洋服や
スカーフ、BOXまで・・
予算がないので、スカーフやナフキン、小物は手作りでちょっと大変でした^^;
このブログによく登場するダイアナは、私がインテリアコーディネーターとして
初めて務めた会社の先輩で、今でも一緒に仕事をしたり遊んだりしています。
彼女はインテリアの世界だけには収まらない人で、建築デザイン、心理学、
医学、アロマテラピーの分野までかなりの知識があるので、
私のような凡人はいろいろ話を聞くだけでも面白い。
スピリチュアル系にもかなり通じていて、前世は古代メソポタミアの
都市デザインをしていたらしい・・(*_*)
前世か~
私も聞いてみたいようなみたくないような。。
気にはなりますね。