去年の秋頃・・・

年末にはマイレージが切れちゃうし、軽井沢以外に旅行をしていなかったから

台湾かどこかに行こうか~ということになり、結局国内で行ったことのない

中国地方に行くことにしていました。

 

そのあと文化村のイベントやモデル設営のお仕事の話をいただいて

一番忙しくなりそうな週末に旅に出ていていいものか・・とかなり迷ったものの

せっかくP。が計画してくれていたし、父母とお墓参りの話もあったので

思い切って12月初旬に出雲・萩に出掛けてきました。

 

このお正月休みにやっと写真を整理したので、さくっと記録に残しておきたいと

思います。

 

出雲大社では現在60年ぶりの「平成の大遷宮」が行われており(詳しくはこちら

去年から出雲は伊勢と共に、今一番人気の都市。

マイレージでは朝早い時間の飛行機が取れなかったので、出発日は朝4時半に起床、

6時から羽田空港でキャンセル待ちをしたのですが、あいにく始発便には乗れずに

さらに待つこと3時間・・

やっと2便目に乗ることが出来て、島根県の出雲縁結び空港へ到着しました。

 

まずはレンタカーを借りて、有名な出雲そばを食べねば!ということでそば縁 へ。
 

 

 

五色割子そばと十六島(うっぷるい)海苔そばをいただきました。

十六島海苔とは、古くは朝廷や将軍家に献上された最高級岩海苔だとか。

海苔そばなのに、天ぷらそばと同じ値段がしました^^;

 

食べ終わったらすぐに、今回の旅の目的地

縁結びの神様 大国主大神を祀る 出雲大社 へ。

 

 

 

 

長さ13m、胴回り8m、重さ4.5tの巨大なしめ縄がかかる神楽殿

噂には聞いていましたが、その大きさに圧倒されました。

高さ13mの拝殿には、少し小ぶり(といっても長さ6.5m、胴回り4mだけど)の

しめ縄もありました。
 


御利益があるように神馬と神牛をなでなでして(午年だから神馬を特に)・・

先を急ぐ私達は、出雲をあとにして今度は松江へ。

 

松江は、江戸時代松江藩からの古き良き伝統が今も残る城下町であり

京都・金沢と並ぶ和菓子処。

江戸時代を代表する茶人不昧公(松平治郷公)で有名な求肥の和菓子「若草」を

いただける彩雲堂でお抹茶の一服。

 


いつも旅先では、旅の思い出にとその土地の焼物を買い求めるようにしています。

今回は宍道湖の近くの袖師焼窯元 まで行ってみたのですが、

作品は島根物産館で売っているということだったので、松江城近くの物産館で

器を何枚かと宍道湖のお土産をいろいろ買いました。

宍道湖の夕日は有名なのでぜひ眺めたかったのですが、夕日にはちょっと時間が

早すぎたのであきらめて、旅館に向かうことに。

 

この日のお宿は、宍道湖から少し山あいに入ったところにある玉造温泉に

ありました。

 


 


「出雲国風土記」にも登場する玉湯川沿いに広がる玉造温泉。

「因幡の白兎」とか「大蛇退治神話」のこんな可愛らしいミニ銅像が

ところどころにありました。

うしろに見えているのは、全室露天風呂付の星野リゾート界出雲

ここは予約が取れなかったのでお茶でもしようと行ってみたら

中を親切にいろいろ案内してもらえました。

 

私達が泊まったのは 佳翠苑皆美

ずら~と勢揃いした仲居さんたちから「いらっしゃいませ~」と

言ってもらえるような、私達には珍しい大型旅館でした。

(P。によると、出雲はどこもお宿がいっぱいで松江のシティホテルしか

予約が取れていなかったところ、やっとのことでこちらがキャンセル待ちで

取れたとか)

 


米国雑誌で日本の庭園第8位に選ばれたという日本庭園や展望風呂、

手湯・足湯などたくさんの温泉風呂があって、ザ・日本の旅館!という感じの

お宿です。





お料理もとても豪華で美味しかった♪(写真は主なものだけ)

ずわい蟹の先付けから始まり、十六島岩海苔の小鍋仕立てや4種のお刺身、

百合根饅頭、メインは選べて私達は和牛ステーキ。

〆の宍道湖産シジミ味噌の鯛茶漬けは、日本人でよかった!と思える一品でした。

 

きっと出雲・松江にはもっともっと見どころがたくさんあったとは思いますが

時間に限りがある私達はかなり駆け足で回ってしまったので

機会があればまたゆっくり訪れてみたいと思っています。

翌日は萩へ長時間のドライブ。