(クロアチア ドゥブロヴニク旅行記の続きです)


城壁の遊歩道とスルジ山から旧市街を眺めてランチを食べた後は、

目の前に見えるロクルム島に船で行ってみたかったけれどそれも慌ただしいので、

ホテルの目の前の海で泳いだりビーチサイドで読書をしてゆっくりと過ごしました。

そして夜8時過ぎに夕食を食べに再び旧市街へ。

 

夕食は プロトの2階テラス席で。

創業100年以上の老舗レストラン。

美味しいワインとドゥブロヴニクの漁師風盛り合わせ、カルパッチョを

いただきました。

シーフード好きにはたまらなく美味しかったんですが、あとから考えたら

せっかくだからクロアチアの伝統料理を食べればよかったかな。

 

QUATRE SAISONS


夕食後、もう11時過ぎだというのに旧市街のメインストリート プラツァ通りは

世界各国から訪れたもうすごい数の人達で賑わっていました。

オープンカフェも通りもぶつからないと歩けないくらい。
 

QUATRE SAISONS

QUATRE SAISONS

 

QUATRE SAISONS


ライトアップされたルジャ広場も人でいっぱい。

人ごみから離れて旧港のベンチに座ってホテルの方をぼーと眺めていました。。
 

QUATRE SAISONS

 

15世紀に架けられたプロチェ門の石橋では、クロアチアの民族衣装を着た衛兵交代の

儀式を見ることが出来ました。
こうして夜中まで世界遺産の旧市街の雰囲気にどっぷり浸ることが出来て感無量。

 

QUATRE SAISONS

 

そして歩いてホテルに戻り、ビーチサイドのバーで今度は再び旧市街を眺めながら

ドゥブロヴニク最後の夜を、惜しみました。


翌朝は5時起床。

朝日で空が明るくなっていくのを見ながら荷物をパッキングして6時に

ビュッフェの朝食、6時半にはホテルを出発。

次の目的地へ向かいました。

 

QUATRE SAISONS


最後にドゥブロヴニクで泊まったホテルについて。

今回ドゥブロヴニクのホテルを選ぶにあたってはかなり迷いました。

 

ドゥブロヴニクの場合、世界遺産である旧市街が一番のキーポイント。

世界遺産の中に泊まるか、外から世界遺産を眺めるかでまず迷いましたが、

「旧市街まで徒歩圏で、旧市街を眺めながらごはんを食べることが出来る」という

テーマに絞り、

グランドホテル・ヴィラ・アルジェンティーナ  & ホテルエクセルシオール

人気のある2つで迷った結果、結局エクセルシオールに決めました。
 

QUATRE SAISONS


HPのこの写真に心魅かれて。

(画像はホテルのHPからお借りしました)
 

QUATRE SAISONS

 

部屋のタイプは、 新館のseafront old city view バルコニー付。

白木とラベンダー色がアクセントの優しいインテリアでわりとコンパクトでしたが、

新しいから気持ちがよかったし、何よりバルコニーからの眺めが抜群でした。

同じ広さでバルコニーがなかったり、テラス付の部屋もあったみたいですが、

下階のテラス付だと値段が高いのに、目の前を人が通る造りになっていたので、

多分このタイプがベストかと。

夏休みは世界中から観光客が来るので予約が取りにくいみたいで、うちも5カ月前で

ぎりぎりでした。

 

QUATRE SAISONS


このバルコニー。

小さいけれど何度も出て旧市街を眺めたお気に入りの場所。

 

最後まで迷ったアルジェンティーナは、ホテルエクセルシオールから

旧市街と逆方向にちょっとだけ坂を上がって歩いて3分くらいの場所にあったので、

どんなホテルだったんだろうと、お茶を飲みがてら行ってみました。
 

QUATRE SAISONS
 

(右に見える黒いガラスのモダンな建物が私の泊まったホテルエクセルシオール)

アドリア海はめちゃくちゃ綺麗に見えるのですが、旧市街方向を眺めてみると・・・

ソテツの木といくつかの木が旧市街の眺めを邪魔している。。

なんか もったいない気がしたな~

ネットでいろいろ調べてもやっぱり実際に行ってみないとわからないものです。。

 

でもホテル全体で見ると、アルジェンティーナの方が庭やプールも大きくゆったりと

造られていて、ヨーロッパらしいクラッシックで豪華な感じがお好きな方にはいいのかなと思いました。

 

QUATRE SAISONS

 

うちの場合、今回のドゥブロヴニクの旅は「旧市街を眺める」がテーマだったので、

何も遮るものもなくど~んと好きなだけ眺めることが出来たエクセルシオールに

泊まることが出来てよかったです。

 

オスマントルコへの莫大な年貢を納める見返りに自治を認められ、

15世紀から16世紀に自由貿易国家として絶頂期を迎えたドゥブロヴニク。

20世紀終わりには戦争に巻き込まれ、「危機に瀕した世界遺産」として

登録されたこともありました。

ドゥブロヴニクの旅番組を観ると、爆撃を受けたスルジ山に登るロープウェイが

山の斜面に転がっている画像が映っていたりで、戦禍の跡がまだ残っているのか

とちょっと心配だったのは事実でした。

爆撃を受けた瓦の色と元々の瓦の色は違っているらしいので、実際よく見てみると

わかるのだそうです。

 

でも各方面からの修復が進んで(ロープウェイは2010年に再開)、

今は元の美しい姿を取り戻したドゥブロヴニクの街。

現在では世界中がこのクロアチアという国に注目し、

世界各国からぞくぞくと観光客が訪れているようです。

 

今回ドゥブロヴニクを訪れることが出来て、想像以上の美しさに本当に

感動しました。

本当はもう少しゆっくり滞在したかったけれど、それはまたクロアチアの

他の都市と一緒にまたいつか。。