もうすぐ3月も終わりだなんて早いですね。
毎年3月には健康診断をすると決めています。
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「カサブランカ」(1942年)
イングリッド・バーグマンの息を飲むほどの美しさ&ハンフリー・ボガートの渋さに
尽きる歴史的名作。
主題歌【As Time Goes By(時の過ぎゆくままに)】が本当に切なくて、
ラストシーンの余韻が素晴らしい最高の恋愛映画。
…なんですが、今回久しぶりに観たら、
2人の男性の間で揺れ動き、「私には決められない…あなたが決めて」という
イルザ(イングリット)に え~て感じ。
彼女に翻弄されっぱなしの人生とわかっていながら
自分は傷ついても潔く身を引いて愛を貫くリックがとにかくかっこいい!
ラスト、イルザを乗せたプロペラ機が飛び立った後のモロッコ警察署長の機転と
レジスタンスに入って戦おうと言うリックとの男の友情がものすごくよかった!
署長ったらいい男だったのね![]()
リックの、イルザへの愛がすべての映画だと思っていたけれど、
戦時下における、信念に命をかける男の生き様の映画だったのよね。
「君の瞳に乾杯
」こんなキザな台詞…この時代のハンフリー・ボガードならでは。
最後のとっておきの台詞だと思っていたら、映画の中で何度も言っていたのが
少し意外で…ラストだけの決め台詞の方がよかったな。
「レナードの朝」(1990年)
30年にわたる昏睡から目覚めた患者(ロバート・デ・ニーロ)と
彼を救おうとする医師(ロビン・ウィリアムズ)の交流を描いたヒューマン映画。
神経科医オリバー・サックスが実体験をつづった著作を元に製作されたそうですが
これが実話だなんて。。
嗜眠性脳炎で30年間眠り続けていたレナードが新薬の投与によって目覚め、
生きることを歓喜していたのに、やがて薬の副作用でもっとひどい状態になり
再び深い眠りの世界へと戻っていく…
自分の状態が悪化していくのを自覚しているレナードが、目を背けずに
この哀れな姿をビデオに録るんだ…と言ってビデオに収めさせる終盤の展開が
なんとも切なくて悲しくて、本当に胸が締め付けられます。
人として、こんなに辛いことがあるでしょうか。
なぜこんなことが起こってしまうのか。
こんな悲劇を思えば、どんなことでも耐えられるのでは…と思ってしまうくらい。
放映していると必ず観てしまう映画です。
そしていつも「アルジャーノンに花束を」を思い出します。
(ダニエル・キイス原作/幼児並みの知能しか持たないチャーリイが脳手術により
天才となるが、やがて知能が退行する運命を知り葛藤するSF小説)
「ニュー・シネマ・パラダイス」(1989年)
完全オリジナル版デジタル•レストア•バージョン
シチリアの小さな村を舞台に、映写技師アルフレードと少年トトとの
心の絆を中心に、故郷への郷愁を描いた不朽の名作。
ジュゼッペ・トルナトーレ監督自身の実話を基に作られたそう。
何度も何度も観ているのに、観るたびに胸が熱くなって泣いてしまうほど
大好きな映画のひとつ。
年月が経っても変わらないものと変わっていくもの…
それが本当に上手く描かれていると思います。
トトが村を離れる時に、アルフレードが伝えた愛に溢れる言葉
「帰ってくるな 俺たちを忘れろ 手紙も書くな 思い出に浸るな 前だけを見ろ 挫折して帰っても俺は会わん 家には入れん わかったか?」
「人生はお前が観た映画とは違う、もっと困難なものだ」
「選んだ道を愛するんだ。幼かった頃のお前が映写室を愛したように」
アルフレードの言葉通り、トトは一度も故郷へは帰らず、
戻ったのはアルフレードが亡くなったという知らせを受けた30年後。
映画監督として世界的に成功したトト。
過去の遺物となった映画館が解体・爆破されるのを、歳を取った懐かしい
村人たちと見守るトトたちの姿にも号泣。
そしてアルフレードが遺した粋なプレゼントの最高のラスト。
完全版にしかないらしい、青年時代のトトの初恋と30年後に再会するエピソード。
人生のほろ苦さが感じられて本当に大好きな映画です。
アルフレードを演じたのは「イル・ポスティーノ」の詩人のパブロ、
フィリップ・ノワレ。
こちらは淡々とした映画だけれど、舞台となった南イタリアのプロチーダ島に
憧れてはるばる訪ねて行ったこともありました。
最近観て私はあまり面白いと思えなかった名作映画
「明日に向かって撃て」(ロバート・レッド・フォード、ポール・ニューマン)
「めまい」(ヒッチコック/ジェームズ・スチュワート)
「ガス燈」(イングリット・バーグマン)












































































































