こんにちは、なごみです
息子さんとゆっくりお風呂の中でお話しする時間
今日は、どんな一日でしたか??の質問に
『今日は、一個だけ悲しいことがあったんだぁ…でもこれは言えないなぁ』とのこと
言えないと言ったのは初めてのこと。
あらまぁ。
さてさて、何があったのかなぁ??
以前の私だったら、
『何があったの?? 何したの??』と詰問していたことでしょう。
少し考えて、こんな風に話してみました。
『そっかぁ…悲しいことがあったんだね??』
『うん…』
『今日は、春から1年生になるお友達さんが来てたんでしょ??』
(連絡帳からの情報)
『うん…』
『仲良くできた??』
(連絡帳では、とても上手に接することができたとのこと)
『うん…でも、○○ちゃんに怒られたの』
『そっかぁ…○○ちゃんに怒られちゃったんだね。
どうして怒られちゃったのかな??』
『僕は、お外で一緒に遊ぼうと思ったの。遊びたかっただけなの。でも怒られちゃったの。だから、とても悲しかったの。』
(春から新一年生の子と外で一緒に遊びたかったらしい)
と、言いたいこと言ったら急に…
『ドクターイエローってさ…』と話題が変わる
さすが、これもよくある特性。
ここからは、ドクターイエローの話題を楽しく話す。
以前の私なら、ここで、話を蒸し返し…
こっちがスッキリするまで、事情が分かるまで質問攻めにしていたことでしょう。
お風呂上り、しばらくして、そっと話を振ってみる。
『○○ちゃんは、どういう理由で怒ったんだろう??
お外に出ちゃダメってことだったのかな??』
『わかんない! でも、僕も怒ったの! 悲しくてすっごく怒ったの!!』
今の成長段階では、相手の気持ちまで察することが、まだまだ難しい。
お友達が怒った理由よりも、ただ、怒られた。
◯◯ちゃんは、怒った。
その部分だけが肝心なようである
『そっかぁ…いっぱい怒ったんだね。
でも、とっても悲しかったんだね。』
『うん…』
『○○の心の中、悲しい気持ちでいっぱいだったんだね』
『うん…』
『じゃあさ、怒るよりも、○○の心にあった悲しいっていう気持ちを、伝えられるようになるといいんじゃないかな』
『怒る時ってさ、その前に他の気持ちがあるの。さっき、悲しくて怒ったって言ってたでしょ?
◯◯は、その気持ちにちゃんと気付けることができてた。それって大切だなぁって思う』
『うん』
結局、◯◯ちゃんが何故怒ったのか?
残念ながら、その気持ちを理解できていないため、本人に訊いても理由はわからないままになってしまったけど。
支援級では、よくある話。
特性と特性のぶつかり合い。
きっと、いずれ理解できるようになるから大丈夫。
【一個だけあった悲しいこと。】
そんな日もあるよ。
明日は、まだ失敗のない新しい日
大丈夫!きっと素敵な日
必ず笑顔で過ごせるよ
今日も最後までお読みいただきありがとうございます