レンズの3要素 3 | 南大阪のメガネ店MOCA富田林ブログ

MOCA富田林店 道脇です。


今回もどうぞよろしくお願いします。


前回、前々回に引き続きレンズのお話をさせて頂きます。


その前に、レンズってなぜレンズと呼ばれているのかご存知でしょうか?


それはレンズはこのレンズ豆から来ているそうです。(・∀・)へぇー



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拡大鏡の凸レンズがレンズマメの種子の形に似ているので、これを ”レンズ” と呼ぶようになったからだそうです。


おもしろいですね。≧(´▽`)≦



さて、私は眼鏡のレンズで良い物について書いていたんですよね。


薄さに関係のある 屈折率


重さに関係のある 比重


そして、今回は アッベ数(逆分散率) これについて書いていきます。


あまり聞き慣れない言葉だと思います。退屈かもしれません。


ちなみにこのアッベ数が大きければ良いレンズとなります。(b^-゜)


少ないとどうなるのかと申しますと、ちょっと物がにじんで見えてしまうことがあります。


度数は合っているのになぜにじんでみえるのか?(*゚ー゚*)



↓これは光の色です。( ・д・)/--=≡(((卍Σ(~∀~||;)

光は大きく分けると7色あります。全部合わさると白になります。


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光の屈折についてですが、光は波長によって曲がり方が違います。



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となりますと(@_@)



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眼鏡レンズで考えるとこんな感じになります。(゜ρ゜)


本来光は同時に到達するものですが、レンズや水など物質を通過した時に波長の違うそれぞれの色は、規則に従って屈折し曲がっていきます。

そのため、到達点が変わるので、色分解された光が見えてしまうというわけです。


色が分解した画像のイメージですが、こんな感じになります。
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なんだかクッキリしないなぁ(  ゚ ▽ ゚ ;)




アッベ数はその素材によって数値が決まり、屈折率が良いレンズほど、アッベ数も少なくなる傾向にあります。

たまに例外もありますが、薄いレンズほどそうなっていくことが多いです。


薄さだけを追い求めると、比重 アッベ数 の数値が悪くなってしまいがちです。


バランス良くです。


食生活と同じです。


度数の強さによってにじみ方が違いますので、どの度数なら問題無いのかも分かりますので、屈折率 比重 アッベ数でお客様に合った使いやすいレンズをお勧め出来ます。


と言う訳で、レンズのお話はおしまいです。


ではまたー^^