- ■2008年の9冊目
- アントワーヌ・ド サン=テグジュペリ, Antoine de Saint Exup´ery, 池沢 夏樹
- 星の王子さま (集英社文庫) (集英社文庫)
★★★★☆
今更ですが、
年末から、
なんだかなぁ・・・と思うことばかり。
ヘンテコな大人たちの、つまらないイヤな話ばかりでさ。
ちょっと心を洗われたくってさ。
だいたい、王子、はやってるし。
毎朝アスクルを運んでくる、
太っちょヲタwithバンダナ眼鏡みたいなオッサンだって、
アスクル王子なんて呼んでるぐらいだからネ。
あ、オレだけ。
そですか。
そうだよね。
大事なものって、本質って、そうじゃないよね。
ちょっとスッとしました。
落ち着けるいい本です。
にしても、サンテグジュペリの顔、
カルロス・ゴーンみたいじゃんよ。
■10冊目
- ロバート スペクター, P.D. マッカーシー, Robert Spector, Patrick D. McCarthy, 山中 カン, 犬飼 みずほ
- ノードストローム・ウェイ―絶対にノーとは言わない百貨店 (日経ビジネス人文庫)
★☆☆☆☆
外人本の訳は、どうも、スッと入ってこない。
角ばっている。
・部下を認める。サービス業のスタッフは、ボスから扱われたとおりのことを顧客にする。
・スマイルを雇い、販売技術を教える。第一に重要なのは「感じのよさ」。
・ポジティブシンキングは、成果を生むシンプルなステップを踏むことで身に付く。
・企業は、一つの明確な企業統治の目標を持っていなければならない。
他にも色々といい考え方が出てきたが、個々にマネをしても仕方がない。
それぞれに背景があり、全体が網の目のように張り巡らされていて、
【有機的】に機能しているのだ。
それを作り出せたのは、つまるところ、「経営陣の鼻息」だと思う。
根っこはブレちゃいけない。
決してブレない軸と、変化を積極的に許容し先手で対応する勇気。
それを「風土」、さらには「文化」にするということ。
■11冊目
- 内田 和俊
- 「依存する人」を「変化を起こす人」にどう育てるか
★★★★☆
基本的なところは概ね理解しているつもりだが、
日々、瞬間瞬間で、自らに徹底することが非常に難しい。
脳みそで考えているレベルというか、まだ血や肉になっていないというか。
よくゴルフのスイングに例えられるが、
頭で考えているとおりには意外にできないもの。
ゆとりがない時ほど、地で反応してしまう。。。
考えるまでもなく自然にそうなるまで、自分にすり込む。
仙人みたいなものか。
・双方が正しさを主張しても「しこり」が残るだけ。コミュニケーションは正しさや勝ち負けではない。
・「しこり」は、背景や事実は忘れられて「しこり」のみが残り、不信感を肥大させる。
・どう伝えるか、だけでなく、どう伝わったかまでケアする。
・聞きたいように聞いてしまい、反応してしまう。
・すべての言動には、肯定的な意図、当人にとってもっともな理由がある。
・現状把握→目標設定の順番では、可能性の芽をつんでしまう。考えるより先にゴールを決める。
■12冊目
- 細川 馨
- リーダーが実行する新ホウレンソウの本
★★★☆☆
社会人として全然な方々が多い業界にいて、
しかも新卒なんかもいたりするから、
ホウレンソウって大事だよ、
なんてこっ恥ずかしいことを言わなくちゃならない瞬間もある訳で、
でも、
アレッ?オレだってそんなの教わったことないぞ?
そもそもホウレンソウってなんだっけ?
なんで大事なんだっけ?
という状態だったので、
読んでみました。
シンプルで分かりやすかったです。
情報共有って大切ですよね、「コミュニケーション」ですよね、
ってことで。
でも、まったくダメな理解不能なオッサンとかオジイサンとかもいたりするのですが、
どうやって分かってもらえばいいですかね。。。
この手の本、どれもそこが書いてないゾ!