今週は、ちょいマネジメント系の本を多めに。
すごい足もとレベルだけど、最近ようやく組織づくりに着手。
事業にとって一番重要な、まず最初にテコ入れすべき部分なのに、
ここに手をつけるまでに半年もかかってしまった。。。
あまりレベルの高くないサラリーマンコンサルみたいな皆さん、
事業の推進どころか、マジで、ただのジャマですから。
そういう支援でなくて試練に
ただ負けて流されているだけの自分の実力もさることながら。。。
■1冊目
- 「3年目社員」が辞める会社 辞めない会社 若手流出時代の処方箋/森田 英一
- ¥1,575
- Amazon.co.jp
★★★★☆
よく分析できているし、スッキリとまとまっている。
結構いい本です。著者の顔付きはイマイチ。
残って欲しい人は引き留める、辞めてもらって構わない人は構わない。
「はじめる力」と「やりきる力」をもつ「自律型」人材。
G+PDCA:自ら主体的にゴールを設定する能力+PDCAサイクルをまわす。
6つの要素:エンジン、スタンス、センサー、セルフコントロール、対人行動特性、思考力。
中途半端上司ではなく、成長プロデューサーを目指す。
ガイド(小さな階段づくり)→じっくり(整理&仕事を塊で渡す)
→示唆(why&君ならどう思うかを多用)→お任せ
フィードバックが重要。
キーワードは「自律」。
■2冊目
- 高城 幸司
- 上司につける薬!――マネジメント入門
★★★★☆
著者の顔写真がもっとイマイチ。
玉置浩二みたい。
リスクをとるのがマネージャー。
自分の言葉で伝える。
やるやると調子のいい人には小さめ、消極的だけど地道な人には大きめの課題を。
やりますを引き出す。正しく期待する。気づかせる。
個人の器の大きさ、人間的な魅力を磨く。(自分の夢など)
安定は不満を生む。先に仕掛けて混乱をつくることが重要。
「条件が揃ったら力いっぱい働ける」→「今ある条件下で自ら進んで活動できる」姿勢へ。
■3冊目
- 上原 春男
- 成長するものだけが生き残る
★★☆☆☆
いかにも教授が書いた、という本。
引用する本からしてマニアック。
改めての気づきも特に目新しいインプットもないが、共感する部分はある。
でも、誰が考えてもそうだろうというか、
反論がない正しいことしか言ってないのって、
それってクリエイティブではないよな。。。
成長とは、創造性の掛け算の複利。
0.1%でも未達成にしないこと、1%成長することに、100%コミットする。
ニワトリが先か、卵が先か、論じているヒマがあったら同時に産む方法を考える。
デタラメが重要。無茶を楽しむ。健全なリスクをとる。クローズド→オープン、平面→立体、線形→非線形。
キーワードは「心地よさ」。
■4冊目
- 本田 宗一郎
- 本田宗一郎夢を力に―私の履歴書
★★★☆☆
ド定番をここで。
その時代でのその突き抜け方はさすがにモノスゴイ話ばかりだけど、
ちょっと時代が古過ぎる。
なんか、勝新太郎のスゴさみたいな感じ。
伝説的というか、もはや伝記というべきか。
魂の部分だけネ。