毎年恒例の、
学生時代の友人たちとの忘年会。
定点観測的に自分を客観視できる
非常にいい機会。
もう10年続いている。
途中、それぞれ忙しく参加者も減って
自然消滅しかけた時期もあったが、
頑張って毎年恒例にしてよかった。
定期的に会って互いを刺激し合うことが自然な仲間。
遅れてきた青春、ではないが、
なんとも素晴らしいコトではないか。。。
人生の兼務が増え、
色んなバランスの悪い時期も少なからずあるワケで、
そんななか古くからの友人たちと話すことで
一個人としての自分がニュートラルでいられる瞬間がある。
みんな優秀なヤツばかり。
ふっと肩の力が抜け、また頑張れる気がする。
そんな忘年会で、
オレンジレモネード、略してオレモを頼んだって話じゃぁない。
今年は、遅れて参加したんだ。
ア、ぃラっしゃいヤセェ。
お待ち合わせですか?
アイ、1名サマご案内!18番卓で~っす。
アチラの奥の席になりま~っす。
と、フットボールアワーの岩尾みたいな店員に示された方向を見た、、、
と同時に、
あまりに強烈なニオイが視覚を刺激した。
恐ろしいほどのむさい加齢臭が、
奥の方から入り口にいるボクの目にまで
ビシッと突き刺さったのだ。
なんだ?な、なんだ?
奥のすみっこに、
ものスんゴイ濃い、濃すぎるオッサンの集団が存在していて、
明るい店内でそこだけがどんよりと、モヤがかかったように見える。
うぁ、オッサンや。しかも笑とるで。
目にウッとくる。
こんなものすごい超オッサンばかり、よう集めましたなぁ、
はい、オープン・ザ・プライス!
というくらいに。
で、よくみりゃ、なに、まさか、
知った顔ばかりじゃないか。。。
えっ!?
えっ
オレの友人って、
こんなオッサンじゃないでしょう。。。
こんなオッサンではなかったでしょうよ。。。
なぁ、おまいらよ。
みんな、老けたな。
もうヤバイくらいに
オッサンになっちまいやがったなぁ。。。
と思ったら、
要はそれ、オレもね。
しかも人一倍。
んもう。
オッサンで何が悪いのよ。