3分でわかる経営戦略の歴史 その1 ~カール教授の 経営者のための最新戦略・マーケティング思考 | 平野敦士カールオフィシャルブログ「プラットフォーム戦略®経営講座★」Powered by Ameba

平野敦士カールオフィシャルブログ「プラットフォーム戦略®経営講座★」Powered by Ameba

(株)ネットストラテジー代表取締役アマゾン1位 プラットフォーム戦略他著書多数元興銀マンゆかし会員 



無料メルマガ発行しました!3分でわかる経営戦略の歴史 その1
~カール教授の 経営者のための最新戦略・マーケティング思考~プラットフォーム戦略
[まぐまぐ!] ⇒ http://archive.mag2.com/0000255553/index.html

二回にわけて 今流行の経営戦略の歴史 をお伝えしましょう!まずは
1930年代から1980年代までです まさに経営学の勃興と経営戦略の誕生そして黄金期ですね!

〇1930年代 経営学Managementの基礎が誕生
この頃は経営学は産業革命から約100年が経って資本力が最も重要な時代でした 財閥のような資本家と労働者の対立の時代ですね 今また格差が拡大してそのころに戻ってきているかのような錯覚も覚えます まず最初に出てきたのがあのテイラーとファヨール。

*テイラーの科学的管理法
フレデリックテイラー 分業と協業による科学的管理法を発明しました なんと54歳のときに出版されています!それまではひとりで何工程も担当していた工場にライン生産方式を導入することでコストを10分の1以下にまで改善することに成功しました 実際にベルトコンベアーを導入したのは1913年ヘンリーフォードが最初と言われています

*ファヨールによる経営の体系化
会社を運営するために必要な6つの機能を上手く組み合わせることで合理的な経営ができることを体系化しました すなわち技術、商業、財務、保全、会計、管理の6つです

*エルトンメイヨーのホーソン実験による集団心理的側面
人間は機械ではなくモチベーションや誇りといった心理的な要素が生産性にもきわめて大きな影響を与えることを科学的に実証しました 選ばれた工員は工場の環境が悪くてもほとんどパフォーマンスが下がらなかったのです やる気は大切な要素ですね

*チェスター バーナードの組織マネジメント
目標の共有、コミュニケーション、モチベーションコントロールの3つが組織が有効に機能するための条件だと主張しました 現代にも生きるものですね

〇1960年代に経営戦略論Strategic Managementが誕生
この当時1950年代アメリカは黄金期を迎えていました 一方で日本欧州は敗戦で全てを失ったのでアメリカだけがモノを作れたため 作れば売れる時代を謳歌しました
この頃は、いかに資本を集め従業員や材料などの経営資源を効率化するかが経営の課題でした すなわち経営学とは 企業内部の問題が主だったのです これを 経営管理(Management Control)と呼びます

しかしモノが行き渡り市場が飽和してくるとさらに成長するために新製品や新規事業が焦点になってきました つまり企業にとってはどの業界に進出すべきか等企業の外部の問題が主役になってきたのです これこそが 経営戦略論の誕生になりました

*アルフレッド チャンドラーの「組織は戦略に従う」stricture follows strategy
事業部制をはじめて提唱したことでも有名ですが新規事業に進出するには、組織はその戦略にあわせて設計すべきであることを提唱しました 有名な言葉ですね

*アゾナフのシナジーと成長マトリクス
イゴールアンゾフのシナジーの概念(=既存の強みを生かせる)も有名ですね これもやはり新規事業へ進出する際には人も技術もブランドも経験もすべてゼロから構築しなければならないからそれでは既存の競合には勝てないよ!だからこそ自社の強みを生かせる業界に進出すべきだ!という背景から生まれました 今では普通名詞のようになっていますね
さらに アンゾフは有名なフレームワークである成長マトリクスを提唱しました
市場と製品の軸で分析するマトリクスですね 市場浸透/市場開拓/商品開拓/多角化 の4つに分類しました

*ボストンコンサルティンググループのPPM
こうして企業が新規事業をどんどんはじめることで多角化した企業の中で資金等の資源をどのように配分すべきか?が課題となってきました そこで登場したのが有名なPPM
多角化した企業が経営資源のもっとも効率的に配分するための製品と事業の組み合わせを見つけるためのフレームワークですね BCGでは最後のMをマトリクスと呼ぶようですですが書籍によってはマネジメントと書いていますね これは組織としての変革のためにも使用するからでしょう 縦横の軸は市場の成長性 × 市場シェア でしたね
花形/金のなる木/問題児/負け犬 の4つに分類されます

ほかにも*SWOT(強み/弱み/機会/脅威) *マーケティングの4P(product/price/place/promotion) なども登場しました

ところで日本で人気のドラッカーは、マネジメントを経営管理ではなく戦略をも含む一段高いものとして捉え、経営の本質はマーケティングとイノベーションだと主張しました 凄い先見性ですね ただ経営学者の中ではあまり評価しない人も多いようですが実務家のための経営学である以上その主張は当たらないと思いますね 役に立ってはじめて意味があるのですから。

〇1980年代は 経営戦略の時代
70年代は73年79年の二度のオイルショックで世界的な低成長時代に突入しましたがいち早く立ち直ったのが日本でした 米国では成長するためにシェアを奪うことに注目が集まりこの頃からいかに競争に勝ち優位になるか?という他社との競争が重要な課題になってきました 奇しくも1980年にポーターとコトラーという二大巨頭が登場していますね

*マイケル ポーターの競争戦略
元々経済学者で産業組織論を研究していましたがそれを経営学
に適用したところで今や経営戦略の神様のような存在になっていますね 近年のノーベル賞なども学際的な研究が注目を集めてきていますがやはり何かと何かを組み合わせることはどの世界でも新規のものを生み出すには有効なのでしょうね ここで産業組織論とは業界の生産性について統計的実証的に分析する経済学の分野のことを意味します
つまり産業ごとに競争環境と競合状況を分析することでその業界の収益性が決まるのです 儲かる業界とそうでない業界があるということですね ですから企業が新規に進出することでどのくらい儲かるかはどの産業に進出するかであらかじめ決まってしまうことを明らかにしたのが名著 競争の戦略です 独占企業が最も儲かるので経済学的には如何に自由な競争をさせるかが重要テーマだったのを逆手にとってじゃ~企業は独占に近い形に如何になれるか?を考えれば儲かる!ということですね あの有名な5Forces ですね これが1980年。

さらに企業がとるべき戦略は3つしかないことを市場で生き残っている企業を分析して導きだしのがお馴染みの基本3戦略の コストリーダーシップ戦略/差別化戦略/集中戦略です 集中は差別化とコストリーダーシップ両方にかかります コストリーダーシップは低コストともいわれるように低価格ではないことに注意が必要ですね
ポーターというと競争環境とかポジショニングだけに注目されますが決してそうではなく
企業の内部にも目を配っていることがわかります 具体的には1985年の名著 競争優位の戦略 で バリューチェーン価値連鎖 というフレームワークを提示して自社組織の機能分析の必要性を説きました つまりポーターも外部環境分析だけで自社のポジションを決めようとしたわけではなく、自社の組織や経営資源の分析も含めて有利なポジションを決定できるとしているわけですので注意が必要です

*フィリップ コトラーのマーケティングポジションの4類型
マーケティングという概念が注目されてきたのは70年代以降と言われています
マーケットのニーズを起点として事業展開を決定すべだという顧客志向の考え方です
それまではいかに効率的に大量生産するか?という生産側の考え方が主流だったのに対抗して生まれてきたものです その中でもマーケティングの神様といわれるコトラーはマーケット上の自社のポジションによってとるべき戦略パターンを4つに分類して戦略タイプが自動的に決まると主張しました

マーケットリーダー(フルライン~経営資源量で圧倒し競合に栓をする)
マーケットチャレンジャー(大胆な差別化)
マーケットフォロワー(徹底的な低コストによる模倣追従)
マーケットニッチャー(特定市場や製品(ニッチ)への集中化)

*ミンツバーグの創発型経営戦略

ポーターが熱狂的な支持を得る一方で70年代から異議を唱えていたのが-ヘンリー ミンツバーグですね
そもそも企業経営は不確実なものであって大きな方針だけ決めてとりあえず行動して後から修正を加えていく「創発型(Emergence)戦略」を主張しました 実際ベンチャーなどもピボットといって途中で大胆に変更することを奨励されていますね アメリカでのホンダスーパーカブの成功例でもBCGのPPMなんて全く使ってなかったしたまたま大学で人気に火が付いたのが真実だという有名な裏話からも納得感がありますね  大切なことは 戦略を事前に作りながらも現場感覚を大切にしてつねに見直すことなのでしょう

続きはメルマガで!ぜひ読者登録してみてください♪
無料メルマガ!3分でわかる経営戦略の歴史 その1
~カール教授の 経営者のための最新戦略・マーケティング思考~プラットフォーム戦略
[まぐまぐ!] ⇒ http://archive.mag2.com/0000255553/index.html


ハーバード流ソーシャルメディア・プラットフォーム戦略/朝日新聞出版

¥2,700
Amazon.co.jp

平野敦士カール教授 成功する技術2冊セット/ゴマブックス株式会社

¥価格不明
Amazon.co.jp

億万長者を生み出すプラットフォーム戦略®2013Appendix/ゴマブックス株式会社

¥価格不明
Amazon.co.jp

カール教授が女子高生にハーバードのビジネス理論を説明してみた (impress QuickBo.../インプレス

¥価格不明
Amazon.co.jp

ビジネスモデル・イノベーション ブレークスルーを起こすフレームワーク10/朝日新聞出版

¥2,700
Amazon.co.jp

モヤモヤOLみなみが教わった 「自分を変える」プラットフォーム仕事術 (TAC出版)/PHP研究所

¥価格不明
Amazon.co.jp

プラットフォーム戦略―21世紀の競争を支配する「場をつくる」技術/東洋経済新報社

¥価格不明
Amazon.co.jp

マジビジプロ 図解 カール教授と学ぶ 成功企業 31 社のビジネスモデル超入門!/ディスカヴァー・トゥエンティワン

¥価格不明
Amazon.co.jp

パーソナル・プラットフォーム戦略 自分をプラットフォーム化する仕事術 (ディスカヴァー携書)/ディスカヴァー・トゥエンティワン

¥価格不明
Amazon.co.jp

たった一人で組織を動かす 新・プラットフォーム思考/朝日新聞出版

¥価格不明
Amazon.co.jp