信ずるということは責任を取ること~今再び小林秀雄 | 平野敦士カールオフィシャルブログ「プラットフォーム戦略®経営講座★」Powered by Ameba

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(株)ネットストラテジー代表取締役アマゾン1位 プラットフォーム戦略他著書多数元興銀マンゆかし会員 



日本人は今再び小林秀雄氏を読み返すべき時なのではないだろうか?


僕は信ずるということと、知るということについて、諸君に言いたいことがあります。

信ずるということは、諸君が諸君流に信ずることです。

知るということは、万人の如く知ることです。

人間にはこの二つの道があるのです。

知るということは、いつでも学問的に知ることです。

僕は知っても、諸君は知らない。そんな知り方をしてはいけない。

しかし、信ずるのは僕が信ずるのであって、諸君の信ずるところとは違うのです。

現代は非常に無責任な時代だといわれます。今日のインテリというのは実に無責任です。

例えば、韓国の或る青年を救えという。責任を取るのですか。取りゃしない。責任など取れないようなことばかり人は言っているのです。

信ずるということは、責任を取ることです。

僕は間違って信ずるかも知れませんよ。万人の如く考えないのだから。

僕は僕流に考えるんですから、勿論間違うこともあります。しかし、責任は取ります。

それが信ずることなのです。

信ずるという力を失うと、人間は責任を取らなくなるのです。

そうすると人間は集団的になるのです。

自分流に信じないから、集団的なイデオロギーというものが幅をきかせるのです。

だから、イデオロギーは常に匿名です。

責任を取りません。責任を持たない大衆、集団の力は恐ろしいものです。

集団は責任を取りませんから、自分が正しいといって、どこにでも押しかけます。

そういう時の人間は恐ろしい。恐ろしいものが、集団的になった時に表に現れる。




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