ダメな会社社長の陥るワナ イノベーションはシステマティックに生まれる | 平野敦士カールオフィシャルブログ「プラットフォーム戦略®経営講座★」Powered by Ameba

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(株)ネットストラテジー代表取締役アマゾン1位 プラットフォーム戦略他著書多数元興銀マンゆかし会員 

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日本の人口は2010年の1億2806万人をピークに少子化の影響等により減少し続けていくでしょう 厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所によれば、2060年には、約4000万人減り8674万人になると予測しています つまり市場が現在の3分の2になるということです さらに消費をあまりしない65歳以上の高齢人口が現在の23%から40%になると予測されています このまま同じ事業をしていれば必然的に売上も利益も激減することは明らかです
ではどうすればよいのでしょうか?

答えは二つ。

ひとつは日本を飛び出し世界市場で戦うことです 世界の70億人をマーケットにできればまだまだ成長する可能性はあるでしょう しかし一方で世界の中での戦いになるために競争は今よりも遥かに激烈でありまた言葉の壁も非常に高く人材、各国別の対応が必要になってきます 例えばアジアと一口で言っても各国での言語は異なりますしまた習慣や好み、消費行動、政府の規制や税制、そして現地での人脈などそれぞれが異なります ただ単に英語ができる人材を育てればうまくいくという簡単なことではないのです 
そうした人材を今から育てても早くて5年はかかります 大企業であれば海外の人材を受け入れる、中途採用をすることで即戦力を強化することも可能でしょう
しかし中小企業や個人企業にはなかなかハードルは高いと言えます

もうひとつは新しい事業を生み出すことです 
社会の変化に応じて事業も変化・進化をする必要があります
ジェックウェルチも言うように「進化をしないということは死ぬことと同じ」なのです
今日世界的な企業になっている会社や100年以上も続く「老舗」企業も設立当初とは全く異なる事業を行うことで成功し繁栄しつづけています
例えばブリジストン。元々は足袋を安く販売することで大成功した後に、アメリカでの自動車の普及をみてタイヤを作ろうと九州大学の研究者に依頼してタイヤ事業へ参入し
今では世界的な企業になりました。足袋とタイヤ、ともに地面と接することでは同じでしょうが今で言うコア・コンピタンスという視点からはほとんど接点はなかったのではないかと思います しかし足袋やゴム靴が戦争や人々の暮らしの変化とともに急成長したことから、これから市場が伸びるという分野でかつ自社でも可能性がある分野に参入するという視点があったことは容易に想像できます

時代の先を読みとり(マーケット・市場の変化)自社のコア・コンピタンスを確認し足りないものは他とのアライアンス(提携)を行うことでリスクを取って参入する、という方法です

事業がうまくいかなくなると多くの企業はコスト削減に向かいます もちろん不要なコストは削減するべきでしょう しかし従業員や関係先のモチベーションも大きく下げてしまうこともあり得ます 例えばかつてある大会社がコスト削減のためにトイレの洗面台にある手をふくためのタオルを突然無くしました そしてハンカチを持参するように指示したのです 結果何が起きたかというと(実話です)保健所の検査が入り注意を受けるということになり再び紙タオルを設置しました これは来客された方からの指摘だったようです
この際に今では普通になったエアーで乾かす機器が設置されるのであればよかったのでしょうが単にコスト削減を行ったためにお客さまからも「この会社は大丈夫なのか?」と思われてしまい大切な信用を失ってしまいました

事業がうまくなってきたときこそ経営者は攻める必要があるのではないでしょうか?
現状の事業を守ることに専心すると思わぬところから崩壊がはじまります
2012年にカメラでエクセレントカンパニーといわれたコダックが事実上の倒産をしました
拙著「カール31本」でも書きましたが「デジタルカメラを世界で一番最初に開発したのはコダック」だったのにもかかわらず役員会で自社の事業を守るためにデジタルへの参入を否決したのです
いわゆる「イノベーションのジレンマ」の典型例と言えるでしょう
結果他の企業がデジタルカメラで市場を席捲しコダックの巻き返しは時すでに遅しとなったわけです

ではこうしたイノベーションはビル・ゲイツやスティーヴ・ジョブスのような一部の天才しか生み出せないものでしょうか? 確かに天才的な経営者により急成長する企業が多いのは事実です しかしその経営者の後は厳しい現実が待ち受けていることもまた事実です

ではどうしたらよいでしょうか?
答えは 「システマティックに新規事業を生み出す仕組み」を構築することなのです

でもイノベーションをシステマティックに構築することなどできるのだろうかと疑問に思われるかもしれませんが多くの事例を観察することで実はいくつかのパターンと検討事項を共通に導き出せることがわかりました
単に新しい商品開発をしても今の時代はヒットしません たとえばアップルのiPhoneは単体としての魅力もあるもののそれだけでヒットしたわけではありません iTuneという音楽ダウンロードのプラットフォームと一体で構築することができたからこそ大ヒットしたわけです
多くの経営者が間違うのはこの点です 特に外部のクリエイターなどに丸投げしてしまうようなケースは最悪の結果を生み出すことになるでしょう 

イノベーションとは新商品開発だけではなく、顧客にどのような付加価値を与えることができるのか?そしてそれは自社だけが与えることができるものなのか?つまり差別化した新しい価値こそを考える必要があるのです
アップルはどこでも好きな音楽が簡単に安く買えていつでも聞けるという音楽サービスを提供することで音楽ダンロード市場を制しました そのための端末がiPhoneであったわけです

イノベーションには商品開発のみならず企業のバリューチェーン、顧客に与える価値、そして顧客そのものまで含めて極めて多岐にわたって再検討する必要があるのです
しかもそれを外部のコンサルタントなどに丸投げするのでは、アイデアはたとえば素晴らしくても実際に実行する際にとん挫する可能性も高いと言えます

ではどうするか?
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