こんにちは！ビジネス・ブレークスルー（BBT)大学教授（学長大前研一氏 文部科学省認可）、ネットストラテジー代表の平野敦士カールです！
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プレジデント（2010年11月号）にて３大経営戦略として取り上げられた プラットフォーム戦略。毎年フォーブスで発表される億万長者ランキングに入っている６０歳未満の人の実に７５％はプラットフォーム戦略に基づいたビジネスを創業した人です
多くの企業で最近とみに経営者の方とお話していると話題になるのがビジネスモデル、イノベーションといったテーマです
そもそもこれはどういうことを意味しているのでしょうか？
そしてなぜ今それを学ぶことが大切なのでしょうか？
今回から数回にわけて考えていきたいと思います
この問題を考える前にまず
そもそも企業は何のためにあるのでしょうか？
それは 株主価値を最大化することだ！とか いやいや従業員の雇用のためだよ！など様々な見解がありますね
どれも一理ありますから間違いではありません
しかしあの「もちドラ」で一躍有名になったドラッカー博士は
企業とは何か、それを決めるのは顧客である
と言っています
え？ 企業がどうあるべきかを決めるのは 社長さんとか偉い役員の人でしょ？？？と思いがちですね
でも
実は 企業というのは 顧客に対して 価値 を提供することの対価として 収入を得ているのです
たとえば
100円のハンバーガーを買うという行為は、あなたがそのハンバーガーには100円出しても価値がある！ と思うからこそです
もし本当は30円の価値しかないよ と思って100円出す人は通常いませんよね 当たり前ですが意外とわすれがちです
すなわち
あらゆる企業は 顧客に対して提供するサービスや商品に価格をつけて提供しますがその価格は実は顧客が決めている
といえるわけです
そう考えるとドラッカー博士の言うように、企業は自分の商品やサービスを買ってくれる顧客を見つけることが最も大切だ
ということになります
すなわち 企業の目的は「顧客の創造」である
ということになります
そしてそれは 新ビジネスモデル構築 においても全く同じです
一番の原点は 顧客が何を求めているのか？ それは顕在化しているものもありますがむしろ顕在化していないもの
つまり 提示してはじめて そうそうそれが欲しかった！
というもの を見つけることこそが重要なのです
ではどうやったら見つけられるのでしょうか？
本書は具体的な事例を示すことによって様々なパターンを学ぶことが出来ます
しかしあなただけのオリジナルなビジネスモデルの見つけ方はあなた自身が
顧客のニーズを見つける作業が必要になります
では 顧客に質問をすればいいんだ！そう思いがちです
お客様第一です！
多くの会社がそのようなスローガンを掲げています
しかしそれではクレーマー対応になる危険があります
大切なことは 質問の仕方にあります
常々 人の不平不満を探せ！ といわれていますが
たとえば この商品について何か不満はありませんか？
と聞いてしまうと
当然ながら もっと安くしてほしいとか さまざまな要求が寄せられます
それはそれで大切なのですが
問題は すべてに対応することが必ずしもよいことではない
いや寧ろ 差別化されない あたりさわりのない商品になっていく
危険性が高まることもありえるのです
企業の３つの戦略は マイケルポーターのいうように
差別化 低コスト化 集中（差別化 低コスト両方において）
ですが 顧客に聞けば聞くほど 差別化 のために
１ マーケットを細分化していき 採算性が悪化する（逆にいえばある程度のマーケット量がないとだめ！ということ）
もしくは
２ だれもが まぁまぁ の差別化されない商品になっていく
可能性があります
ではどうすれば良いのか？
答えは
質問を変えてみること
つまり
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