8種類の電子マネー対応自販機 | 平野敦士カールオフィシャルブログ「プラットフォーム戦略®経営講座★」Powered by Ameba

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(株)ネットストラテジー代表取締役アマゾン1位 プラットフォーム戦略他著書多数元興銀マンゆかし会員 

どんどん加速していく共用端末ですがなんと8種類のマネーに対応する

自動販売機が出るようです

自販機といえばコカコーラさんとやっているCmodeがダントツですが

(会員は100万人突破)ようやく他社も動き始めたのでしょう


ただ疑問があります

果たして8種類も必要なのか???

当然SIerさんやメーカーさんは金額が高くなり利益も大きくなるなら多ければ

多いほどよいでしょうが私はかなり疑問です 


次にそもそも電子マネーのメリットは複数ありますが顧客とのダイレクトマーケティングにあると思っています(会員化)

 もちろん現金が減ることによって自販機そのものが壊されるようなリスクが減る(実は現金より そもそも自販機が壊される損失の方が大きいと思いますが)というメリットや顧客が買いやすいという売り上げ増も見込めると思うものの果たしてそんなに

電子マネー対応にお金をかけるのはペイするのか相当疑問です


ただ顧客としては利便性が向上するのは間違いないですしあの小銭を取るために

屈んだりしなくていいのはありがたいですね

やはりここでもマーケットプラットフォーム理論のいうバリューチェーンのコーディネーション いわゆるエコ体系をしっかりとビジネスモデルを作って考えるヒトが

いないと高価な自販機の山になる危険があると思っています


以下日経からです




電子マネー8種対応の自販機、12社が共同開発

 NECと清涼飲料大手のサントリーフーズやキリンビバレッジなどが複数の電子マネーで飲料を購入できる自動販売機を共同開発する。カードや携帯電話をかざせばキャッシュレスで購入可能で、最大8種類の電子マネーに対応する。来春に実用化し、2010年には50万台の普及を目指す。規格が乱立する電子マネーで決済端末の共用化が広がれば消費者の利便性向上につながりそうだ。

 共同開発には自販機の業界団体、日本自動販売協会(JAMA、東京・港)に加盟する飲料メーカーや自販機運営会社12社が参画。NECが電子マネーの読み取り装置を開発し、自販機製造のサンデンが装置を搭載した自販機を開発する。(07:02)