インドネシアM7.7 地震国なのに、なぜ大きな被害が出るのか

 

 

 

インドネシアのフローレス島付近でM7.7の大地震が発生しました。

15日午後時点で38人が死亡し、約2,000人が避難しています。

今回、個人的に非常に気になった数字があります。

2分16秒。

BMKGが本震発生から津波警報を出すまでの時間です。

かなり速いと思います。

つまり、

「地震国なのに何も準備していなかった」

という話ではありません。

警報は出た。

避難もした。

それでも被害が出ました。

ここに防災の本当の難しさがあります。

警報がどれだけ速くても、住宅が倒れれば人は亡くなります。

道路が壊れれば救助隊が入れません。

病院が壊れれば治療も難しくなります。

防災は非常袋だけではありません。

警報、避難、建物、道路、病院、救助。

全部をつなげなければならない。

そしてこれは、日本も同じです。

今回の落語のサゲは、

「非常袋より先に、家が非常事態じゃしょうがねえ」

です。

笑い話のようですが、防災の核心でもあると思います。