堀口恭司、UFC復帰後初黒星
次は見栄えより、まず勝利を
堀口恭司選手が、UFC復帰後初めて敗れました。
相手はマネル・ケイプ選手。
約9年前の初対戦では、堀口選手が一本勝ちしています。
しかし今回の再戦では、第3ラウンドにケイプ選手の強打を受け、TKO負けとなりました。
試合序盤は、堀口選手が距離と組みを使い、うまく試合を進めているように見えました。
ところが、一発で流れが変わりました。
総合格闘技の怖さです。
堀口選手の魅力は、勝ち気なところです。
相手が強くても前へ出る。
倒されても、まだ戦おうとする。
ファンを喜ばせる試合をする。
だからこそ、多くの人に応援されています。
しかし、ファンを喜ばせようとするあまり、見栄えのよい攻防にこだわりすぎると、勝てる試合を失う可能性があります。
距離を取ってもいい。
組みを使ってもいい。
判定でもいい。
王座を目指すなら、まず勝つことが重要です。
堀口選手は35歳。
まだ世界のトップで戦える力はあります。
ただし、時間は無限ではありません。
次の再起戦で連敗を避け、再びタイトル戦線へ戻る必要があります。
試合後、堀口選手は夢を諦めないと表明しました。
今回の敗北を糧に、より完成された戦い方で戻ってくることを期待します。
堀口恭司の矜持は、ファンを喜ばせること。
でも、ファンが一番喜ぶのは、堀口恭司が勝つことです。