角田は負けていない|レッドブルが抱える“暴れ馬”問題

 

F1のニュースを見て「角田、厳しいな」と思った人も多いはず。

でも、ちょっと待ってほしい。

フェルスタッペン自身が言っている。
「ユウキが乗って、この車の難しさが分かった」と。

これ、ものすごく重い言葉です。

つまり、
角田がダメだったんじゃない。
クルマが名人専用すぎただけ。

落語でも同じです。
名人だけが面白い噺は、長く続かない。

組織も同じ。
一人の天才に頼り切ると、
次が育たない。

角田は“犠牲者”じゃない。
真実を暴いた役者です。

そう思って見ると、
F1の景色、ちょっと変わって見えませんか?