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モバイルニュース <KDDI>「LTE、今秋サービス開始 スマートフォンも当然出す」田中孝司社長

 KDDIが東京都内で16日に開いた春商戦向けの新製品発表会後の、田中孝司社長の囲み取材の一問一答は次の通り。【岡礼子】

Q これでアイフォーン、ギャラクシーと、他社が強みにしている端末をすべて展開することになった。今回出す機種の意味を。

田中:僕自身は今回の端末で、ほぼスマートフォンではフルラインアップがそろったんじゃないかなと思っています。今日、サービスの説明をしましたけど、やはり家族みんなにauに入っていただきたい。そうすると、選べるスマホって必要だなと思っていました。なんとなく今日でそろって結構うれしいというのが本音のところです。

Q auは携帯3番手というイメージが強かったが、今回の料金体系で巻き返せると思うか。

田中:去年いっぱいかかって、auのモメンタム(勢い)回復は、結構なところまできたのかなと。例えばMNP(番号継続制)3カ月連続1位で、ちょうど次の世界に踏み出すということで、新たなビジネスモデルを入れるという強い意思のもとに、両方(固定とスマートフォン)を足せばかなりお得になるという料金(体系)をつくりました。

Q NTTにはできない料金体系で、これで3番手から抜け出せると考えるか。

田中:まだまだ2番手だと思っているんですけど。まあ、営業利益ではソフトバンクさんに負けてますけど。純増数は去年もだいぶいいところにいきましたけど、我々はいたずらに純増数を追うつもりはないです。本当に、お客様目線で「これっていいよね」っていうau、新しい自由なauをつくっていきたい。

Q NTT陣営から対抗策がでてくるのではないか。

田中:あまり気にしていませんね。人の出すものを気にしてやっていくというよりは、自分らがめざす世界にいち早くいきたいという思いです。今回もたぶん、世界中の我々みたいなオペレーターでは初めてだと思いますけど、FMC(移動通信と固定通信の融合)プラスバリュー(価値)のサービスを出せたと思います。特に、auスマートパスに関しては、ダウンパイプ(土管屋)じゃなくて、「スマートパイプ」に向かう仕組みだと理解いただけると思っています。

Q 今回の料金と端末で、契約数をかなり積み上げないと業績へのマイナスインパクトが先行している印象だが。

田中:現時点では、営業戦略的な理由もあるので、発表しない。(マイナスインパクトについて)ぜんぜんそんなことはなくて、(固定と携帯電話の)両方に入っているお客様数は、全体の加入者数からすると数パーセントです。その部分が、全員入ってもそのくらいの影響しかありません。どちらかと言うと、新たに我々と提携していただいたCATV、FTTH事業者さんと一緒になって、オールauで新しいサービスを作っていきたい。

Q LTEのサービス時期について、秋冬か。端末は。

田中:今年の秋にサービスを開始する予定です。当然スマホは出てきますし、たくさんのものを出して、LTEでも一気に垂直立ち上げをしたいと思っています。

Q 開始時期の人口カバー率は。

田中:数字まで詰めていませんけど、だいたい7割弱か7割くらいになるんじゃないか。

Q 携帯電話と固定通信を融合したサービスで、利用者の利便性は。

田中:今回の一押しは、auスマートパスだと思っています。390円で、500以上のアプリ、アプリ以外にもクーポンなどいろいろと使える。それはスマートフォンだけじゃなくて、これからでてくるテレビ、タブレットにも使えるのが、我々が一番訴求したいポイントです。もう一つはネットワーク。固定のネットワークを使うと本当にさくさくWi-Fiが動きますので、これをなんとかシームレスにしたい。ネットワークの準備は大分できましたので、(二つを)合わせる仕組みとして、まず料金ということで、スマートバリューを出した。もう一つ、それが本当にシームレスに使えるように、あらかじめダウンロードアプリを入れて、ワンタッチで接続できる。それも簡便にシームレスにつなげていこうと思っています。これぞFMCだと思いますし、さらに最初に申し上げたスマートパスを付け加えることで、バリューの面でも、ほぼきれいにできたのかなと思います。

Q パソコンでも、auIDを使うと、公衆無線LANを使うことができるか。

田中:そのようにしたいと思います。我々の端末、提携しているメーカーの端末であれば、マーケットからアプリをダウンロードすればそのままつながる。どこのWi-Fiスポットでも変更することがない、というところまで持っていけていると思います。パソコンもそうしていきたい。

Q ロゴから「by KDDI」を抜いたのは。

田中:前はどちらかというと固定はKDDI、モバイルはauというイメージがありました。これをくっつけて、FMCをやっていくんですけど、そのためには新しいロゴが必要だと思っています。(新しいロゴは)aとuがなんとなくつながっているという感じがしますよね。「新しい自由」をこれから訴求するためにはロゴも替えようということは、だいぶ前から決めていました。

Q セキュリティーについて、昨年はスマホのトラブルがあった。安全と言い切れる自信は。

田中:いわゆるアンチウイルス機能が入っているということと、いろんな問い合わせに対応できるようにしたということで、現時点でスマートフォンでできることはすべて390円のなかに取りこんだと思っています。

Q 当初の売上高予想を変える予定は。

田中:この後、第3四半期の決算発表が待っていますので、その時に発表するつもりです。

Q 今後、スマートフォンを展開していく時代だというコメントを。

田中:私は本当にスマホの時代がくると思いますし、スマホだけじゃなくて、スマートデバイス(機器)がみなさんの行動を取り囲むようになっていくんじゃないかと。楽しい1年になると期待しています。

Q アプリは、グーグルアカウントでは端末をまたいで買い切りで使える。auIDで使うと、KDDIの端末を使っている間だけ、長く使うとそれだけ買い切りより高くなる可能性がある。アップルも独自マーケットを許可するとは思えないが。

田中:我々自身には、すべてのプラットフォームで使えるようにしたいというウィル(意思)があります。アプリに関しては、アイフォーンに対しては一部制限があるんじゃないかとみていますが、これからだんだんブラウザベースのものに変わっていくと思いますので、その世界に向けて踏み出したい。

Q 資本関係のないケイ・オプティコムとも提携したが、経緯は。

田中:思いを同じにしてやろうということです。

Q 割引の原資は。

田中:お互いでシェアすることになります。

モバイルニュース KDDI、国内初の商用モバイル NFC サービスを開始へ

KDDI と沖縄セルラー電話は2012年1月16日、商用の携帯電話/スマートフォン向け近距離無線通信(NFC:Near Field Communication)サービスを国内で初めて2012年1月下旬より提供すると発表した。これにより、現在の「おサイフケータイ」で実現されている電子チケット/マネー/ポイント/情報取得といった機能が、NFC 対応スマートフォンなどでも使えるようになる。

KDDI らが開始するのは、モバイル NFC(TypeA/B)対応サービス。ただし、現時点で 同社が用意する NFC サービス対応端末は、同日発表の「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」1機種。対応機種は順次増やすという。また、KDDI はモバイル非接触 IC サービス普及協議会とも連携してサービス環境の整備/構築に取り組む考え。

今回のサービスが開始されることで、対応スマートフォンを電子マネーやクレジット カード、会員証、各種チケットとする「カード機能」のほか、NFC タグ内蔵ポスターなどにスマートフォンをかざして情報を得る「リーダー機能」、対応スマートフォン同士をかざすことで情報交換する「Peer to Peer 機能」などが利用可能となる。NFC は国際的な規格であるため、海外でも同様のサービスが利用できるという。

具体的には、日本航空による旅客機向け搭乗手続きサービスの交通系、セブン・カードサービスによる決済サービスの電子マネー系、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)/ビックカメラの会員証/ポイント カード系、オリエントコーポレーション/クレディセゾン/ジャックスのクレジット カード系、大日本印刷(DNP)のギフト/クーポン カード系といったサービスの提供を予定している。

さらに、東京都と国土交通省が推進しているプロジェクト「東京ユビキタス計画」を通じた情報配信、アイ・ビー/イーワークスによる企業向け勤怠管理などの機能も提供していく。

モバイルニュース 携帯電話からスマホへの移行で SNS 利用率が急増

ネットマイルとモバイルマーケティング・ジャパンは2012年1月12日、スマートフォン所有者の SNS 利用状況に関する調査を実施し、その結果(PDF 形式)を発表した。スマートフォン所有者の SNS 利用率は約7割だが、これらの人がかつてフィーチャーフォン(従来型の携帯電話)を所有していた時点の利用率は約4割で、スマートフォン移行で利用率が30ポイントほども上昇したという。

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ネットマイルらは、スマートフォンの普及が SNS 市場の伸びに大きな影響を与えたと指摘。その影響の理由として、スマートフォンの画面の大きさ、インターネットとの親和性の高さ、操作性の良さなどを挙げた。

利用している SNS を複数回答で答えてもらったところ、フィーチャーフォン所有時点では mixi が約7割で目立って多く、以下 Twitter(約4割)、GREE(2割5分強)、mobage(約2割)、Facebook(2割弱)の順番となり、従来から存在する国内 SNS が上位に並んだ。一方スマートフォン所有している状況では Twitter(6割5分弱)と Facebook(5割強)が強く、mixi は4割強で3位となった。そして GREE は約1割5分、mobage は1割強にとどまった。さらにスマートフォンで最もよく利用する SNS を1つだけ尋ねたら、Twitter が37.1%、mixi が26.5%、Facebook が24.7%となった。

  また、スマートフォンを使うようになって変化したことを調べてみた。回答は「SNS の接触頻度が増えた」(30%以上)で最も多く、「SNS での友人とのコミュニケーションが増えた」(15%弱)あり、ここからもスマートフォン所有者が SNS をよく使うことが分かる。「ゲームをプレイする頻度が増えた」という答えも約15%あった。

ただし「課金する頻度が増えた」および「課金金額が高くなった」はいずれも5%未満で、スマートフォンに移行しても有料サービス/コンテンツの利用に踏み切るとは限らないようだ。

調査は、スマートフォン所有者を対象に実施した。有効回答数は870サンプル。所有スマートフォンの OS は、Android が 51.7%、iOS が48.3%。