FTX-1 Field の使い方、特に電源関連では、付属の純正バッテリーで使用する方が多いと思われるが、私は外部電源端子にモバイルバッテリーなどをつないで、12V程度の給電で使用している。

 

そこで、現時点で持て余し中と言うか中途半端な存在感になっているLiーionバッテリー“OHM-PD-MONSTER-1”を充てた場合に、どの程度イケるのか?を確かめてみることにした。これ、イイ感じになれば、持て余し感も無くせるはずと期待している。

 

 

■OHM-PD-MONSTER-1の参考仕様

 ・公称容量     :72000mAh(→12V換算=864Wh)

 ・今回の給電端子  :シガージャック

 ・満充電時の出力電圧:約12.2V

 

 

使用範囲と充電条件

 ・使用範囲:12.2V(満充電)から、約10V(ドロップ電圧、残量LEDドット4個中

       1個点灯)に達した時に行っているQSOが終了する、あるいはリグの

       電源が落ちるまでの、いずれか早く発生した方まで。

        →リグの電圧範囲が13.8V±15%(11.73~15.87V)なので…。

 ・充電条件:上記、使用範囲の終了電圧に達した後、

       付属の充電用ACアダプター(出力:20V、2A)で満充電にする。

        →今回は、クリップ止め扇風機で残量LEDドット4個中1個点灯まで

         使用した後に充電したものを充てた。

 

 

使用程度(劣化状況を推定するための参考情報)

 ・多く見ても、通算65回目程度の満充電。

   →厳密には多少の劣化はあるだろうけど、一般に言われる寿命到達充電回数

    の1割前後なので、大きく劣化している訳ではないと見ている。

 

 

運用条件

 ・使用リグ  :FTX-1 Field

 ・送信出力  :10W(消費電流:約2.3A@RVK測定速報値

 ・運用パターン:CW(こちらが20WPMでCQを出し続け、599BK運用。)

 ・アンテナ状態:低SWR(外付けアンテナカプラ、同オートチューナーは不使用)

          →TUNEなど、CQやQSO以外の送信を1度も行っていない。

 ・電源ケーブル:CQオーム_OHM-CPFTX-1(L≒1m)、

          →シガープラグでバッテリーに接続するサードパーティー品

 ・その他   :電圧は、運用終了後に上記電源ケーブルを抜き、

         カー用品にあるシガープラグ式のものに交換して測定。

 

 

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■結果(充電関連

充電時間は、ほぼ毎回で同程度の使用(LEDドット4個中1個点灯)後に行ってきたため、今回も従来どおり約7時間であった。

 

 

■結果(運用関連

FTX-1 Field の消費電流が約2.3Aで、本バッテリーの容量が大きめということもあり、大きな電圧ドロップは発生していないと思うが、USB端子から出ている電圧に対応した測定器を持っていないため、リグ起動中の状況は把握できない。

 

その代わりにならないことは承知しているけど、リグ内蔵の電力計でパワーダウンしていないことを確認しながら使い続けた結果、バッテリー無負荷時の電圧が10.1V&LEDドット4個中1個点灯時にリグの電源がダウンした。

 

これ、ダウン後に電源ケーブルを外してシガープラグ式の電圧計に交換して測定、と同時にLEDドットを目視して得たもので、ここまで(1チャージ分)の累積時間は13時間45分であった。

 

 

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所感と結論

この13時間45分という累積時間は、FTDX10S & LFPバッテリー4時間21分3時間58分より長い。まぁ、公称容量が異なるから単純な比較は出来ないけど、1個のバッテリーによる持ち時間(サイクルタイム)と考えると、この差はとても大きい。

 

でも、FTDX10SはFTX-1 Field と比べて静かな受信が出来て、リグ正面のボタンが多いため、快適な運用が行える。なので、どちらか1つのみを選ぶのではなく、状況に適した方を都度選ぶことになるんだろうと思う。

 

という感じで、OHM-PD-MONSTER-1は中途半端な存在感では無くなった。今後は両方のリグ&バッテリーを使って遊んでいきたいと思う。