先月の投稿記事1件目では、OHM-PD-MONSTER-2@LFPバッテリーとFTDX10Sによる10WのCW運用をやってみた結果をまとめた。で、今回はお試しが必要な次ネタと言うことで、同バッテリーとFT-891Mによる50WのSSB運用を、以下の条件でやってみた。
■使用範囲と充電条件
・使用範囲:13.5V(満充電)から、
電圧ドロップによるリグの強制ダウンが発生するまで。
・充電条件:FTDX10Sで使用範囲の終了電圧に達した後、
付属の充電用ACアダプター(出力:20V、2A)で満充電にする。
■使用程度(劣化状況を推定するための参考情報)
・今回に向けた充電は、通算3~5回目の満充電のはず。
(既に正確な勘定が出来ておりません…。)
→従って、現時点でも劣化は限りなくゼロと見ている。
■運用条件
・使用リグ :FT-891M
・送信出力 :50W(消費電流:約13A@RVK測定値)
・運用パターン:7MHzSSB(こちらがCQを出し続け、QSOは成り行き任せ。)
・アンテナ状態:低SWR(外付けアンテナカプラ、オートチューナーは不使用)
→TUNEを含むSSB以外の送信を1度も行わない。
・電源ケーブル:3.5sqで約1500mm + 2sqで約100mm。
ただし、途中は2極カプラ×4組で中継あり。
・その他 :職場or自宅に到着した時点で運用を中断~
当日帰宅時or翌日通勤時に残容量で引き続き運用を行う。
■各条件等の補足
使用条件のうち、リグの強制ダウンを終了のタイミングに決めた点が乱暴に見えるかもしれないけど、走行モービルで検証を試みたため、電圧チェック等が確実に行なえず、具体的なNG状態が初めて発生した瞬間を限界点とすることにした。
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■結果(検証前の充電関連)
直前の使用がFTDX10SでのCW運用ということ以外に、新たに述べるべき内容は見当たらず、付属の充電器で9時間弱という通常充電が無事行えた。
■結果(運用関連)
1回のCQで送信する時間は、運用場所の内容(文字数の大小)による差が数秒あったけど、その測定結果は概ね30秒であった。その後は受信を10秒前後行ったので、1回の空振りCQに要する時間は40秒程度であった。
上記CQを繰り返し、実際にQSOに至った件数が2件で、いずれもQSO時間は5分前後であった。それ以外は上記パターンでの空振りCQとなった。
運用時間は、初日の通勤で40分、翌日の通勤で5分、計45分の所でリグが強制ダウンしたため、「そこまで!」とジャッジし終了した。
■結果(検証後の充電関連)
上記45分の運用後、充電を実施。結果、想定外にも開始2時間後には充電が終了していた。これを踏まえると、実際はかなりの残容量があるものの、ドロップ時の電圧がリグの動作電圧の下限値に達したため、運用続行が出来なかったものと考える。
■所感と結論
本バッテリーの選定では、ネットカフェなど与えられたAC100Vが比較的貧弱なお泊り先でも確実に充電が行えるよう、大容量ポータブルバッテリーなど見た目&充電電流が大きい選択肢になってしまうモデルを、意図的に除外したという経緯がある。
そんな中、今回は時間関連以外の具体的な数値は得られないプランで試したけど、やはり50WのSSBでの電圧ドロップ量は、CWで10W運用の時より大きいと推測できそうだ。
これは、使いたくても使えない残容量が多くなり、もったいなく思う。別な言い方をすると、公称容量だけで選ぶのはリスキーということなんだろう。
で、これ(使用限界に達する電圧ドロップ)を極力回避するためには、大容量バッテリーを充てるか、ドロップ耐性のある新方式のバッテリーが開発されるなど、画期的な対策が必要なようだ。
また、少し振り返ってみると、私がポータブルバッテリーについて集中的に調べてみた頃と比べれば、今はドローンやアマチュア無線に対応させようと模索したモデルが登場しているという噂も聞く。
これらを踏まえ、改めて情報収集を行い、お泊り先の電源が貧弱でも充電可能 & SSBの50W運用に耐えられるものを探してみたいと思う。
それと、FT-891Mでさえこんな状況なので、消費電流が大きいFTDX10Mだと更に短い時間しか持たないと思う。よって、本バッテリーのお試しは、以上で区切りにしますね。
