
先月下旬に検討&設計を行った2列目座席シャック用ラックの改造だが、作業を進める前に念のためお店を覗きに行ってきた。結論から言えば、「実績があっても、設計前に下見は必要だった!」と再認識することになった。と言うことで、作業前に発生したプラン変更に関する状況をまとめた。
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■材料の取り扱い(入手可否)状況の確認(4/1 17:40頃~)
新作したときの実績があったため、当初は「設計前にお店の商品を確認しなくても問題は無いだろう。」と考えていたけど、別件の買い物のついでに仕事帰り道草のつもりで寄ってみた。その結果、t19赤松集成材の取り扱いが無くなっていることが判明し「え~っ?」となる。う~ん、これは想定外だった。
■代替材への変更(4/2 寝起き直後、他)
引き続き、お店で赤松集成材の代替材になり得そうなものを探した結果、“メイクシパイン集成材”なるものしか無さそうだ。しかもt18になるみたいで、この時点で図面変更と、他に影響を受ける箇所の有無を確認することが確定。
とりあえず翌朝から図面変更を始めた結果、組立図は側板の厚さと木ねじの深さ方向の配置位置を移動、部品図は厚さ寸法を変更すればOKだった。
■ブランク図の作成(4/2 夕食後)【UP画像(抜粋)】
上記の下見で、板材寸法がt18×400のものは、長さ1820と910の2種類が使えそうなサイズであることを確認。
実は今回、併せて別ネタ用の切り出しを行うつもりで計6点の取り方を、頭の整理を兼ねて図面で検討していたけど、途中で当事者(提案者)からプラン変更の連絡が入りボツになった。
このため、結局ラック側板2枚を配置するだけになってしまったが、惰性でブランク図を製図し続け、完成させた。取りたい点数が減ったけど、それでも1820材を充てた方が割安&歩留が上がるため、それに決めた。
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厳密には買い出しまでのタイムラグが有るのかもしれんけど、その数日or数週間レベルで状況が一変することは無いと思うので、安心レベルの情報収集と前準備を終えたものとしたい。