熱帯夜-7 | もぁらすの遊び場

あ。



目の前に見えるは、本日私に暴力(過剰表現)をふるった、当麻様ではないですか。






思わず、ガン見。


だってなんだか面白い。





「付き合ってくれるって言ったじゃない」



「そんなこと言ってない」





泣きじゃくる女性がそう言って当麻様に詰め寄っていた





へー。





と、気がつけば足を止めてその様子をずっと見ていた





「何見てんだよ」





私の様子に気がついた当麻様が、こっちをキッと睨んでそう叫んだ






おー、怖い。


そして、最悪。





なんだ、アレ。





一瞬ビクっと身体が揺れたけど、ビビってじゃないもんね。






静かな裏通りを歩いてゆっくり帰ろうと思ってたのに。


悪いのはソッチじゃないか。






私は仕方なく、「すいません」と、呟いて、踵を返した








「ちょっとまて」







そんな声がしたけど、私なはずはないだろう。と、スタスタと歩いていた。







「藍川」














――。





な、ぬ。