前回は出所後の大切なことについて書きました。「◯◯をしたから許してもらえる」ではなくて、頑張っている姿を見せ続けること。


挫けそうになって立ち止まってもいい。

でも謙虚な気持ちで前を向くことを忘れない。


それを繰り返すことで、自分の心が成長していくのだと思います。そうすることで周りの信用は、「自然と」ついてくるものだと考えています。



 彼の選んだ道


私のX(旧Twitter)の投稿を見た方は知っていますが、アメブロでも報告したいと思います。


12月21日、彼は自ら命をたちました。

(薬とアルコールの再使用しています)


薬やアルコールで紛らわさないで生きていく社会は辛かったのだと思います。

とにかく頑張って、ひたすら頑張っても自分の

思い描いていた通りにならない現実社会に疲れたのだと思います。


何度も刑務所に入っている彼はとても幼く、とても寂しがり屋でした。

手のかかる大人の子供。

アダルトチルドレンという言葉が彼のためにあるのではないかと思うくらいです。



 依存症という病気の奥深さ


私は彼を失ったことで、依存症とは単に甘えや意志の弱さでは片付けられない心の病だと強く感じました。



私自身も依存症を回復し続ける身です。

しかし彼を救うことは出来ず。

彼に差し伸べた手を彼は握ることが出来ませんでした。



沢山の愛情を注いでも、沢山の支援をしても救えない命があります。



依存症に対する知識を、もっと社会全体で身につけていかなくてはいけないと強く感じました。



依存症🟰甘え(意志の弱さ)ではありません。



彼を失ったこと、物凄く辛いです。

正直たくさんの後悔があり、「まさか自分が」彼を失うとは全く考えてもいませんでした。



彼からの最後のLINEには

「楽になるよ」とかいてありました。



私は、彼は苦しみから解放されたと、自分に言い聞かせています。



気持ちが落ち着いたら、ブログに綴っていこうと思います。



 キャリアコンサルタント不合格


12月17日、キャリアコンサルタントの合格発表がありました。






勉強不足と焦りや気持ちの不安定から、不合格になったのだと思います。

3月に再試験を考えましたが、彼の旅立ちがあって気持ちが落ち着かないのでやめました。

次回は7月にまたリベンジしたいと思っています。



試験不合格の悲しみのあとの、彼の旅立ちは精神的なダメージが凄いです。

しかし、キャリアコンサルタント試験の不合格と彼の旅立ちは必ず意味があると思っています。