前回は何回も刑務所に行っていても、懲りる日がくるよってお話と、試験の自己採点の速報を書きました。
12月5日に文部科学省から合否発送がされます。
それを目にするまではヒヤヒヤします。
介護福祉士の試験の時も発表まで、ヒヤヒヤしました。
何回も試験を受けていても、ヒヤヒヤする気持ちは変わりませんね。
彼の覚醒剤使用よりアルコールを飲んでいた頃の方がしんどかった
本当にどちらも辛いのには変わりはないんだけど
覚醒剤ならいずれ捕まるからゴールは見える。
(ゴールとは、彼が捕まれば我慢する日々や耐えて生活する日が一旦、終わると言う意味)
でもアルコールは違います。
ただ、家で飲んでいるだけなら捕まらないから凄く厄介なんです。
彼の場合はアルコールと眠剤で記憶が飛び
飲酒運転をして事故を起こしてやっと捕まりました。
アルコール依存症は事件を起こさないと捕まる確率は低いんですよね。
彼が捕まった時は、不謹慎かもしれませんが
『やっと捕まった』って安心した気持ちがありました。
その反面、『また社会に耐えられなかった』って言うガッカリした気持ちもありました。
でも割合的には、『やっと捕まった』って言う気持ちの方が大きかったです。
そして彼がストレスが溜まったり、頭がおかしくなってきたら良く口に出していた言葉があります。
『誰かと喧嘩して、俺がどれだけ強いか試してみたい』
(私は内心、あんたより強い奴はいくらでもいる。ボクサーに勝てるとでも思ってるのか?と思ったりしていました)
この言葉が出たら、何かをやらかす手前と言う感じでした。
今、思い返せば彼は友達に振り回されて流されていたと思います。
感情をコントロールする事も出来ていなかった様に感じます。
【他人は他人、俺は俺】が出来ていなかった。
だから人間関係に疲れて、被害者意識や承認欲求が強くて、思い通りにならない全ての事に対して切り替えが出来ずに、アルコールや眠剤に逃げたけど、解決するどころか悪化して行った様に感じます。
今はアルコールを飲んでいないので、回復の道を歩んでいます。
そして、考え方も変わってきています。
私はこの間、彼に聞いてみました。
私・『ねぇー、誰かと喧嘩して、自分がどれだけ強いかやってみたい??』
彼・『そんなもん思わないよ。俺より強いやつなんていくらでもいるよな笑』
って言っていました。
彼より強い人は本当に世の中沢山います。アルコールや眠剤の乱用で思考が歪んでいた時は彼はその事がわからなかった。
アルコールや眠剤、そして怒りや悲しみと言った複雑な感情や物質が彼を無敵状態にさせ、何でも出来ちゃう気持ちにさせていた。
いや、そういう気持ちになっていたのです。
これは覚醒剤でも、同じ思考になります。
昔、私はアルコール依存症と覚醒剤依存症は
全く別の物と思っていました。
しかし、彼を見ていたら同じである事がわかりました。
彼を見ていると、覚醒剤を使ったら捕まる。
だからその変わりに、アルコールや眠剤といった身近なところにある物に手を出したが、結局は同じ思考でした。
だから私は根本的に解決していかないと、良くはならないと感じました。
アルコールを飲んでいた時は周りが見えていなく、自分の事しか考えていられなかったけど
アルコールを止めると、見える世界も考え方も変わってきているのかもしれません。
私自身も大量の睡眠薬や安定剤に頼っていた時は、周りが見えていても自分だけが別の空間にいるかの様に孤独感・寂しさ等で心と思考は支配されていた様に思います。
しかし、大量の睡眠薬と眠剤を止めると
世界は明るくなり
『こんなにも見え方が違うのか。』と
感動したのを思い出します。
私もアルコールに支配されていた時期があります
私もアルコールを一時的飲んでいた時期は
ありますが、やはりアルコールを飲むために
仕事で疲れていても買いに行っていました。
足りなくなったら、歩いて買いに行っていました。
そして家に着いて、すぐに飲んでいました。
もちろん、朝起きてすぐに飲む事がありました。
子供がいながらも、そういう事をしていた時期があります。
今、考えたら凄くだらしなかったし
子供に申し訳ない事をしたなって感じています。
数ヶ月、そんな状態をつづけましたが
『こんな事している私は、彼や自分の父と
やっている事が同じだ』と思い
アルコールを飲む事を一切、やめました。
やめて良かったと、心から思います。
あのまま飲んでいたら、本当にダメ人間に
なっていたと思います。
アルコールや薬物、ギャンブルなど
被害者が居ないと勘違いしてしまいがちですが
家族や友だちといった様に
身近な人を巻き込んでいる場合があるので
気をつけていかなければいけませんね。
今日も読んで頂き、ありがとうございます!
みなさん〜
寒暖差も激しくなり、寒くなってきたので
体調管理に気をつけてながらやっていきましょう!