今回は私が「彼の逮捕」で感じた事を

書きます。


彼が逮捕されて、刑事から電話がありました。

家族がうける傷 

話が聴きたいと…

結局、「調書」ですよね。


事件当日の彼の行動などを聞かれ

結局2時間くらい。(休みが台無し)


後「検事」にも呼ばれました。

別に私が事件を起こした訳でもなく。

(せっかくの休みが台無し)


捕まった経験者からしたら、手錠もなく家には帰れますが捕まった感覚でした。

物凄く嫌な気持ちにもなりました。


後、「証拠品押収」

家にまできてジップロックに入れていったんです


しかし!!


その「押収品」の確認?が終わったから取りに来てと、、


いやいや、届けてよ!と思いつつ貰いに行くが、

仕事帰りで疲れてるせいか私が悪い事したみたいな気分でした。


用は「同類」に見られてる様な

扱いに感じました。

ドラマみたいに良い刑事ばかりじゃない

本当に捕まえて「更生」させるって言うより

悪い事したから捕まえて


尚且つ、証拠を集めなきゃ裁判出来ないから書類作って証拠揃えて裁判してるだけであって

(証拠が掴めるなら家族の気持ちを考えず)


本当に加害者の事を思って、調べたりする刑事とかは一握りだと思います。


彼は何回も捕まり10回以上は刑務所行ってますが!

ここ数年の話を書きます。

繰り返す飲酒

お酒絡みの事件を起こしました。

泥酔して失禁もして

漏便もして覚えてませんでした。

かなり反省してたので

保釈申請して保釈しました。


ですが「眠剤だけじゃ眠れない」と飲んでました


判決後、収監されました。


何度も何度もお酒を止めると手紙には

書いてきてたし、私にも優しくすると書いてきてました。

それを信じて励ましの手紙を書いて

面会もきちんと行って

欲しい本も差し入れして

出所は迎えに行って

きちんとやってました。

↑(全て間違った支援)


でも、彼は飲みました。 

休みは朝から飲んで眠剤飲んで寝て


数時間寝たら運転して

(自称アルコールの分解が早いらしい)

また夜飲んで

眠剤飲んで寝る


これから、読み取れるのは

「受刑生活では反省は出来ません」

「反省の仕方がわからない」

「何が悪いかもわからない」

「お酒さえやめれば丸く収まると勘違い」

だ、け、ど、


またアルコールと眠剤で事件を起こす

手紙や裁判で

・お酒が怖い

・お酒飲んではいけない人間

・お酒本当にやめる

って散々言ってました。


その言葉を信じて保釈申請しました。

保釈後はまた飲んで暴れて

アホになってました笑


前回のブログにも書きましたが

「しばらく手紙やめよ」と彼は逃げました。


と言う事は反省出来てないんです。

自分と向き合えてないんです。


捕まったのは反省してるけど

捕まるまで至った原因までは

追求出来てないって事になります。


社会で待つ人は

ガラ受けになる為に

内妻になる為に


色々と悩み嫌な思いもして色々もがいてるのに、本人がノホホーンと過ごしてるんですよ。


社会で待つ人の方が大変


ガラ受けになる為に

保護観察官の面談があり

ガラ受け人の

収入

仕事先

部屋の間取り

色々聞かれます。

ある程度は理解できますが

これっておかしくないですか?


ガラ受け人がきちんとしていても

働ける会社があっても

本人がきちんと立ち向かう姿勢じゃないと

いくら、社会の人が頑張っても無理なんですよ。


保護観察官とのガラ受け申請面談でも

保「手紙のやりとりはしてますか?」

私「いや、あえてしてません。冷たくしてます。

中に居ても繋がっていられると思わせたくないからです。」

保「あー。そうですか」

保「面会は行きますか」

私「行くかはわかりません」

保「はい。わかりました」

保「なぜ、こんなに捕まってる人を支えようと思ったのですか?」

私「感情のコントロールや理解が出来れば更生の可能性があるからです」

保「はい。わかりました。

後お子さんいますね?名前は?」

私「子供の名前?言う必要ありますか?嫌です」

保「はい、わかりました」

とマニュアル通りの質問。


家の間取りも直接見に来て

終わりました。


結局、コッチ任せなんですよ。

全部こっち軸。

ぶっちゃけ本人がどうなろと

気にしてないんですよ。

捕まってる本人よりも社会にいる人の方が

辛いんですよ。

仕事をしながら色々こなして

悩み苦しむのに。


中ではチョコっと依存症のビデオかなんか見せて作文かなんか書かせて受刑生活終われば終了。


もっと警察+検事+裁判官+刑務所+

保護観察官+依存専門医、カウンセラー、など連携すべきだと考えます。


依存症同士がふっつくと良くないイメージですが


依存症にしかわからない気持ち

待ち人にしかわからない気持ち

犯罪者にしかわからない気持ち

待ち人の家族にしかわからない気持ち

ってあるんですよね。


そこを、柔軟に使えば犯罪者はもちろん

実際に受刑者の面倒をみる刑務官も救われる気がします。

受刑生活の中で、ある程度指導して、尚且つ、家族や待ち人が間違った支援をしないでいたら、今よりは受刑者の心に響くのではないかと感じることがあります。


家族だけが頑張ってる感が凄いです。


仮出所が決まりそうな方や満期が近い方には

実際に元受刑者の経験者が

(きちんと社会生活を送ってる人)

社会に出る辛さ挫折するポイントや

対処法などを

教えてあげるのもかなり効果的と思います。

何も教育を受けないでいきなり社会に

出されても、本人が「更生の仕方」が

分からないから挫折するんです。


経験者にしかわからない事

沢山あります。


ただ、書類上のマニュアル通りにやっている

感じのお役所に矛盾を感じました。

悔しさも感じました。


犯罪を犯した本人よりも家族が苦しむ事が多い

って実に寂しいなと感じてます。


規制して罰を与えるのも仕方ないし、悪い事をした本人が1番悪いのは当たり前!!

でもなぜ再犯が多いか別の角度から

考えて欲しいし

もっともっと犯罪者やその家族が

苦しみ悲しまない方法を考えて欲しいと

思いました。


さて、彼からレターパックが送られてきました。家の鍵を返して欲しいと言ってあったので、鍵の返却でした。


何故私が彼に冷たくするか、、、


口で反省するのは簡単。

それを、実行するのが難しいと言う事を

学んで頂きたいからです。


次は今回レターパックに入っていた手紙について書いていきたいと思います。


最後まで読んで頂き

ありがとうございました🤲🤲