穿戸岩(うげといわ)
上色見熊野座神社 御本殿奥に見えてくるのが巨大な岩。



穿戸岩
伝説によると、阿蘇神社の主神 健磐龍命(たけいわたつのみこと)の従者である鬼八法師が言いつけを守らず、健磐龍命を激怒させてしまい猛追され、逃げようとした鬼八法師でしたが、この岩壁に阻まれてしまいました。その際、逃げた鬼八法師が岩を蹴破った時にできた風穴と伝わるそうです。
大きさ縦横10m以上の大風穴で、どんな困難な目標でも必ず達成できる象徴として、合格・必勝の御利益があるといわれています。


穿戸岩では、誰も参拝に来られなかったので風穴を通り過ぎる心地よい風を浴びながら静かな時間を過ごすことができました。お礼を伝え、社殿に向かって下っていくと、風に乗って聞こえてきたのは御本殿前で祝詞をあげられている方の声。
その声に導かれるかのように下りると、祝詞が響き渡る御拝殿前で一人の女性と出会いました。
目が合い、お互いににっこりと朝の挨拶を交わし、その方は駐車場に向かい先に下っていかれました。
私は心地よいこの場所にもう少し居たくて、その後も少し御拝殿前で過ごさせていただきました。

その後、一の鳥居まで戻ってきた時、御拝殿前でお会いした女性と再会しました。お話しをするとなんと、その方も香川県から来られてて、しかもお隣の町から!遠く離れた場所で出会った偶然の出会いにご縁を感じました。また、この後向かう場所も同じでまたまた驚きました。会話の中で、私が知りたかった情報も教えていただけたこともありとてもありがたかったです。

上色見熊野座神社さま、穿戸岩では、自然の神秘の中に身を置かせていただきながら感じたのは、神様の存在、神様からの贈り物をしっかりと受け取ることができました。
駐車場に戻り、目の前に広がる空にはまだうっすらとかかる雲を移動させてくれているかのような優しい雲が浮かんでいました。胸が熱くなるのを感じながら、車に乗り込みました。
駐車場に戻り、目の前に広がる空にはまだうっすらとかかる雲を移動させてくれているかのような優しい雲が浮かんでいました。胸が熱くなるのを感じながら、車に乗り込みました。
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