【四国三十六不動霊場 第29番 本山寺】 | 【香川 丸亀】もあいさんちのブログ 

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四国三十六不動霊場 第29番札所 
本山寺(もとやまじ)

【山号】
 七宝山
【院号】
 持宝院
【宗派】
 高野山真言宗
【御本尊】
 馬頭観世音菩薩
【御本尊御真言】
 オン アミリト ドハンバ 
 ウン パッタ ソワカ
【不動明王名称】
 導不動
【開山】
 弘法大師
【創建年】
 大同二年(807年)
【童子名】
 宝蔵護童子(ほうぞうごどうじ)
【御真言】
 おん まか きゃらはわ そわか
【童子の教え】
 とらわれぬようカンマンボロン(禅定行)
【御詠歌】
 もとやまに 誰か植江ける 花なれや 春こそたをれ たむけにぞなる
【所在地】
香川県三豊市豊中町本山甲1445
【電話】
 (0875)62-2007
【略縁起】
 大同2年(807年)弘法大師の開基。平城天皇の勅願所となり鎮護国家の為の造立であるとも伝えている。
本堂は空海が一夜にして建てたという『一夜建立』の伝説があります。また、御本尊は四国八十八ヶ所霊場では唯一の馬頭観音菩薩で秘仏とされ寺伝によれば大師自らが彫ったといわれます。
脇侍は阿弥陀如来と薬師如来。
『太刀受けの弥陀』
戦国時代、長宗我部軍が本堂に侵入し、止めようとした住職を刃をかけたところ脇仏の阿弥陀如来の右手から血が流れ落ち、これに驚いた長宗我部軍が退去した為、本堂と仁王門は兵火を免れたと伝わります。

仁王門
鎌倉時代後期建立。
国指定重要文化財に指定されています。
鐘楼堂
17世紀末建立。
手水舎
十王堂への参道
十王堂 奥殿 護摩堂
宝暦9年(1759年)建立。
お迎え童子(宝蔵護童子)

本堂
正安2年(1300年)建立。一重寄棟造り、本瓦葺きの建物で、国宝に指定されています。
本堂と五重塔
本堂右横にある二頭の馬の像
大師堂
寛政7年(1795年)建立。
みちびき弘法大師像
五重塔
天暦3年(950年)に建てられた五重塔は損傷が激しかった為、明治43年に再建されたものです。
四国霊場には本山寺を含め4ヶ所の五重塔があります。
(善通寺、志度寺、竹林寺)
持宝院本坊
客殿玄関
客殿の廊下にはたくさんのお雛様が飾られていました。

御詠歌
寺務員さんにご対応いただきました。
御朱印
御影
本山寺さんは住宅街の中に位置していますが、五重塔が遠くからでも確認ができ目印となります。国宝に指定される本堂、重要文化財に指定される仁王門など、歴史的に貴重な文化財がたくさんありました。
ちょうど八十八ヶ所をまわられているお遍路さん達もいらっしゃいました。般若心経が響く境内で心落ち着く厳かな気持ちで、この日の巡礼をスタートしました。
お読みくださりありがとうございました。