【新四国曼荼羅霊場 第17番 仏母院】 | 【香川 丸亀】もあいさんちのブログ 

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新四国曼荼羅霊場第17番 

八幡山 三角寺 仏母院(ぶつもいん)

真言宗醍醐派

詳細

●祭神/大日如来 

●開山/玉依御前 

●創建/弘仁年間(810)

●所在地/764-0037 

香川県仲多度部多度津町西白方中庄地535 

●電話(0877)32-2079


紹介

【特色・みどころ】
弘法大師御母公玉依御前の御屋敷跡であり、御母公がこの地の八幡神に御祈願され、お大師さまを身篭られた所と伝えられている。

八幡山 仏母院 屏風浦 三角寺と号す…
●八幡山 お大師さまが自らの氏神として崇め奉られたのがこの山の八幡神だったと伝えられる。
●仏母院 仏とも仰ぐべきお大師さまをこの世にお生み下された御母公の御屋敷跡でありますところから、寛永十五年(1638)嵯峨御所より“仏母院”の院号を下賜される。
●三角寺 胎蔵界曼荼羅仏母院の主尊し三角智印が、あらゆる仏・菩薩の功徳を、一切魔を降伏除障される御力を示されるところから三角寺と弥される。
●御胞衣塚 お大師さまのヘソの緒を納めた所。古来、多くの方がこの塚に御祈祷し安産・子授の御利益を頂いたという
●産場井戸 お大師さまご誕生のおり、お使いになった産場の水を汲みあげた井戸として残されている。
●童塚 お大師さま幼少の砌、一心に泥仏を造り祀られた所。
●泥仏 お大師さまご幼少のおりに作られた仏さま。

(新四国曼荼羅霊場ホームページより引用させていただきました)


山門

山門をくぐると、正面右手には立派な蘇鉄があり左側正面に本堂が見えてきます。
ちょうど、仏母院さんのご住職のお母様と、ボランティアをされている方がいらっしゃっり、説明等も丁寧にしてくださりありがたかったです。
本堂
【御本尊】
 大日如来
【御本尊御真言】
 おん あびらうんけん ばざら だとばん

【御詠歌】

 楽天の 琴の音覚ゆ 仏母院 御仏たちの 母の寺ゆえ

本堂内には、弘法大師が幼少の時に泥土で造られたと伝わる『童仏(泥仏)』が安置されていました。
幼き小さな手で泥をこね造られた仏様はとても愛らしい表情をされていました。
童塚
お大師さまが、幼き頃一心に泥仏を造り祀られていたと伝わる場所へ。
その場所は、仏母院さんから東に向かった場所にある荒魂神社さんにありました。
荒魂神社御拝殿
元々の場所は、こちらの荒魂神社さんの下の辺りにあったそうですが、新しく道を整備するにあたりこの場所に移築されたとお話を聞かせていただきました。
実は、初めて仏母院に巡拝に来た時パンフレットの写真を頼りに辺りを探してみたのですが、場所が分からず…三度目にして場所が変わっている事を教えていただき辿り着くことができました。
何度も丁寧に対応してくださった、ボランティアの方本当にありがとうございました。

御住屋敷と彫られた石標
御母公堂

【屋敷跡御詠歌】

 神籬(ひもろぎ)の 三角(みすみ)の地にて 玉依は 神の御子なる 大師を宿す

中央に玉依御前御位牌、右に弘法大師像、左に不動明王像が安置されていました。
静かに手を合わせました。
また、大師像の前に座ると大師像と目が合うので、胸の内を語るとともに心を込めて手を合わせました。
御公母堂前にある石仏と石碑
御胞衣(えな)塚
お大師さまのへその緒を納めた場所。
古来より安産祈願に来られる方が後を絶たないそうです。
また、御守りとして周りを囲む竹の葉っぱを持って帰られる方もいらっしゃると教えてくださいました。

産湯井戸
お大師さまを出産する際に産湯に使われた井戸と聞きました。
虚空像菩薩像が安置されているお堂
八幡山は、お大師さまが幼少の頃によく遊ばれていた山で、虚空蔵持聞法を修得した山とも伝わります。
こちらのお堂、もともとは、八幡山のお堂に安置されていたそうですが、1927年にこちらの場所に移されたそうです。
お堂の前には、お大師様の分かり易い略歴が記された石碑もありました。
仏母院さんでは、幼き頃のお大師様を知ることができました。また、お母様である玉依御前がお大師様を身ごもる前のお話も知ることができました。
私も同じ母親として、我が子を授かった時の嬉しかった気持ち、そして、いくつの歳がきても子供を想い愛する気持ちはみんな同じだということを深く感じました。
最後になりますが、ボランティアの方に、めちゃくちゃお世話になりました。ありがとうございました。
ご縁を繋いでいただいけたことに感謝いたします。
お読みくださりありがとうございました。