【出釈迦寺】 | 【香川 丸亀】もあいさんちのブログ 

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令和5年 弘法大師空海御生誕1250年を記念し、秘仏 御開帳 初公開となる、四国八十八ヶ所霊場73番札所 出釈迦寺に、先月参拝にまいりました。

山門に続く道

干支別守り本尊
山門

手水舎
前方に見える山は我拝師山 捨身ケ嶽(しゃしんがだけ)
中腹に見えるのは出釈迦寺奥の院
山上にある奥の院捨身ケ嶽(しゃしんがだけ)禅定。
弘法大師空海の幼少期『真魚(まお)』と呼ばれていた7歳の時、仏門に入る決意をし断崖絶壁から身を投げたところ、釈迦如来と天女に助けられたとされる場所。
奥の院御本尊秘仏 釈迦如来像
長年厨子の中に安置されていて、御住職を含め現在生きている人で拝した人はいないそうです。
金箔部分や螺髪は当時のままで、大らかな凛とした美しい佇まい、拝する者を包み込んでくれるような穏やかな表情と優しい瞳に見つめられ、思わず涙してしまいました。

奥の院より現在の地に移寺した時の秘仏 弘法大師像若々しさと力強い眼差しが印象的でした。これから仏の道を歩むという強い意志が伝わってきました。
1600年代後期半に造られた以後、一切公開されていなかったということです。

奥の院脇侍 不動明王(藤原時代)
普段は奥の院にお祀りされており、奥の院まで上がらないと拝する事ができません。藤原時代の作で善通寺市指定文化財となっているそうです。

堂内の世話人の方が丁寧に説明をして下さいました。撮影はもちろんNGで、いただいたパンフレットがこちらになります。
秘仏の御開帳は、今年の秋にもう一度予定されているそうですが、今後は御開帳の予定はないそうです。
高台から大師像が見守って下さる街並み。
駐車場では、あじさい弥陀様が参拝者を優しく見送って下さっていました。
今日も1日お疲れさまでした。
どうぞ穏やかな夜をお過ごしください。

お読み下さりありがとうございます。