最近は、バレエママ以外の方とも交流を持たせていただいていますので、
昨日書いたローザンヌってなんのこっちゃ

と思っている方もたくさんいるはず。
私もあまり知っているわけではありませんが、バレエを知らない方のために少しばかり・・・・。
昨今ピアノと同じくらい、国内でのバレエコンクールは乱立しているんです。
毎月どころか、いつもどこかで開催されているような気すらします。
夏休み・冬休み・春休みあたりなんて毎日です。
中には踊り終えたらすぐ次のコンクール地に移動という人もいるんです。
しかしコンクールにもレベルがやはりありまして・・・・
世界的に有名なものは
・ヴァルナ国際バレエコンクール
・ジャクソン国際バレエコンクール(4年に一度開催)
・モスクワ国際バレエコンクール
・パリ国際バレエコンクール
・ローザンヌ国際バレエコンクール
くらいがあげられるでしょうか。
数年前に映画で取り上げられてからユースアメリカグランプリ(YAGP)というのも知られるようになってきたのかなぁと思います。
そんな国際コンクールでも日本人って結構入賞してるんですよ。
取り上げられ方がとても低いんですけどね。
今回開催されているローザンヌは、15歳から18歳までしか出場することができないんです。
若手ダンサーの登竜門と言われているコンクール。
最近は日本人の出場者がとても多くなってきています。
これで入賞した人には、熊川哲也や吉田都さんなんかがいますよ。
3年くらい前の年には、あずさ2号で有名な狩人のお兄さんのほうの息子さんも入賞されていますね。
これに出場するには、まずビデオ審査で通過しないといけません。
それの撮影の仕方にもいろいろ工夫がいると聞きますよ。
全世界からビデオ審査を通って出場することができるのは70名ほどしかいないようです。
その中で20名ほどが決選に残りますよ。
私たちみたいにマニアというべきなのか、興味がある人はリアルタイムで見てしまいますが、例年、この決選の様子はNHKで5月ごろに放映されますよ。
決選しか放映されないので他も見たくて開催期間中に見ちゃうんですけどね。
(もうちょっと早く放映してよ、NHKさん)
一般的なコンクールは、予選で踊って通過すると決選に出場。
そして順位やスカラが与えられますが、
ローザンヌはコンクールが1週間ほど続くのですが、クラスレッスンも審査対象になるんです。
一回きりの本番でいかにミスなく美しく踊れるかも大切なのですが、
基礎部分や可能性なんかも配慮されると言うことですね。
よく言われるのがコンクールダンサーになってはいけないと言うことを言われます。
コンクールでは美しいけれども、点数をとれる踊りはできるけれどもみんなと1つになるとまったく輝かない。って子がいたりするんです。
こういうコンクールは点数取れなくても(残念ながら予選通過はできなかったけれども)キラキラ輝く原石の発掘をしてもらえる場なんです。
ジャパングランプリやユースの日本予選あたりは、こういう色が出ていますよね。
ジャパンは、開催期間5日のうち、ほとんどがワークでしたもんね。
この限られた年齢制限の中で、今回2年連続出場されているお嬢さんがいるんです。
すごいことですよね~。1回でもすごいのに、2年連続~

バレエやってる母たちの間では、知らない人がいないくらい有名な子です。
夏は、そちらのお教室の発表会を見に大阪まで行かせていただきました。
全国から来てるわ来てるわ・・・
あちらはまったく私たちのことなんて知らないんだけど、もう親戚のおばちゃん気分になるんですよ。
がんばれがんばれって応援したくなります。
PC通して見ていて泣けちゃうくらいですから

ほんとの話

大きく羽ばたいてほしいです
