ダンナには子供がいるけど、私たちの間には
まだ子供はない。
もちろん、私は彼と同棲しているときから
ずっと欲しいと思っていた。だけど、
ダンナの心の準備ができてなくて、
私はただひたすら待つことに。
ステップママで子なしほど辛いものはない。
そんな苛立ちをどこに向けることもできなく
悶々とした年数を送った。
彼が精神的に受け入れるのに
4年もかかった 
そして、やっといざ出陣となっても一向に
妊娠する気配はなかった。
私は散々彼を責めた。
「あんたが自分の子供のためを思って
グズグズしている間に
私は歳をとり、卵の質が悪くなって
妊娠できにくいんじゃないのよ
」
と心の中で相手を罵倒していた。
去年からやっと産婦人科に通うことに。
いろいろ調べていくうちに卵管采の癒着が判明 
卵の質もあるだろうけど、私にも非はあった。
ごめんよ、ダンナ。
去年の秋に全身麻酔による腹腔鏡手術をするハメに。
こんな海外にきてまで、手術をする身になるとは思いもしなかった。
心配するだろうと思って、
親、姉妹に言うことも躊躇して、結局言わずじまいだ。
手術をしてくださった先生はパリの不妊専門医の中では
とっても有名な先生だったらしい。
私はそんなことも知らず、手術前はとにかく麻酔と
浣腸のことで頭がいっぱいで、
不安で不安でたまらなかった 
結局、ネットで書いてあるような浣腸もなく、
麻酔もいつされたのかもわからず、
気が付いたら、寝台の上で廊下を自分の部屋に戻っているときだった。
思わず、「えっ、まだ私手術されてません
」
と言ったら看護婦さんに笑われた。
とにかく手術は無事に終わり、先生にも
これでいつでも妊娠可能だよと言われたのに・・
6ヶ月経った今も妊娠の「に」の字もないよ 

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