家庭内別居状態になって2年は経ちます。
正確には覚えていませんが、2階のリビングに置いていたパソコン i Macを
1階の自分の部屋に移動した日が「始まりの日」と言えるでしょうか。
その日から普通のテレビ番組は一切見ることが無くなり。もっぱらYouTube
で動画、Amazon Primeで映画などを見ているわけで、世間で流行っている
番組も知らない日が続いておりました。
そんな中、ネット上で話題になっていて気になる番組を見つけました。
「不適切にもほどがある!」。
昭和の親父が令和にタイムスリップするSF?ドラマですが、これが面白い!
昭和32年に生まれて、多感な小〜中〜高校時代を昭和40年代で過ごした、
どっぷり昭和オヤジの自分にはツボにハマりまくりです。
昭和のシーンに出てきたHONDA CBX400 懐かしぃ!!
「不適切にもほどがある!」では喫煙シーン、今では言うことさえできない
不適切な発言が飛び交いますが、コレが痛快で面白い!
昭和のテレビは地上波放送でもドラマ「時間ですよ」での銭湯の女子脱衣場
シーン、このサービスシーンが楽しみで観てました。
国民的番組の「水戸黄門」では由美かおるの入浴シーン。
毎年恒例の「女だらけの水泳大会」水中騎馬戦で女子の水着がズレる
ポロリシーン、コレはどうやらヤラセだったようですが。
▲令和のコンプライアンスに差し障るので 削除 ? でしょうか?
当時のアイドル、ゴールデンハーフがガラス板の上で踊る姿を
真下のアングルからテレビカメラが撮影。もちろんそのまま放送。
当時流行ったTVアニメ「巨人の星」では鬼のような父が息子を平手で
殴りまくり、筋肉強化を目的にした「大リーグボール養成ギプス」を
無理やりに装着。そして地獄の特訓「うさぎ跳び」。体罰そのもの。
学校ではいうことを聞かない生徒はバケツを持たされて廊下に立たされる。
僕が小〜中学校の頃は先生が生徒を殴ることは結構ありましたね。
先日、喫煙者に優しい近畿日本鉄道がついに特急車内での全面禁煙を発表。
つい最近まで座席定員を減らしてまで客席の一部を喫煙ルームに改造していた
のに、やっと現役特急車両の全編成に喫煙ルームが付いたばかりなのに。
ドア左横の窓が喫煙ルーム。写真は16000系旧塗装の頃。
思い返せば自分が中学の頃は普通の通勤型電車の車内でさえ「急行」の
運用であれば喫煙可能でした。▼このプレート覚えてますわ。
当時の近鉄の急行は元々が最優等クラスの2200系統も残存していましたが、
区間急行などに4扉ロングシートの2410系なども使用されており、そんな
車内でタバコを吸うお方はいらっしゃったのでしょうか。
▲前2両が4扉ロングシートの2410系。もちろん灰皿などなし。
後ろ4両は4扉ボックスシートの2610系。灰皿と瓶ジュースの栓抜き付き。
ただし、この処置はロングランの大阪線のみの特例だったようで、僕の
地元の近鉄南大阪線ではこのようなプレートはありませんでした。
▲昭和の鉄道車両必須アイテム。窓の下の灰皿。写真は国鉄型。
その後嫌煙ブームが起こり、特急にもついに禁煙区画が設けられました。
ただし、1両64席のうち半分だけ。境界線には仕切りは無く、タバコが苦手な
僕は喜んで禁煙区画を指定したのですが、当然、紫煙が禁煙区画に流れ込んで
あまり意味はありませんでした。
その後、禁煙車両は増えてゆき、やがて編成の半分になり、編成中の一両になり
喫煙ルームのみ(ただし地下区間は利用禁止)となり、ついに消滅したわけです。
今ほど皆が神経質ではなかった昭和のあの頃。
中学生だった僕は一人で近鉄大阪線の始発駅である上本町駅に行って一番南側
にあった8番線に停まって出発時刻を待つ10100系ビスタカーの車内を探検。
車内のタバコの匂いが「遠くへ行く特別な電車」を感じさせてくれたものです。
▲名古屋ゆき乙特急 10100系ビスタカー A編成
隣に2200系急行 トイレタンク装備改造後のサ3000形の白い窓。
その上のホーム上屋の隙間から旧大軌ビルの近鉄百貨店が見える。
もし、タイムマシンが実用化されたら皆さんはどの時代に行きたいですか?
僕は中学〜高校時代に戻って、もっと「昭和の鉄道」を楽しみたいですね。
▲大好きだったアメリカのSFドラマ「タイムトンネル」